
「クラーク・テリーが
亡くなったねぇ・・」
恩師の訃報でも
告げるように
マスターが
ポツリと
呟いた
偉大なるJAZZトランペッター
クラーク・テリー
没齢 94歳
奏歴は60年以上にも
若死のイメージが
付き纏う
JAZZミュージシャン
の中でも
きっと
音楽を
そして
人生を
全うできたのかな
数あるレコードの中から
マスターが
そうそう
コレコレ
と
見せてくれた
1枚のアルバム
「JAM SESSION」
敬愛する
クリフォード・ブラウン
と
クラーク・テリー
との
即興の掛け合いが
なんとも
高揚感満載で
ワクワクが
とまらない
そうな
残念ながら
聴かせては
貰えなかったけれど
(音に触れたら、泣いちゃいそう
だったのかしらん?)
この
ジャケットを
眺めているだけでも
その時代の
その瞬間の
化学反応の
凄まじさが
想像できるような
云わば
ワタシたちの日々も
あらゆる場面において
JAM能力が
試されるコト
しばしば
自身の人生なのに
誰と出逢うか
何を選択するかで
どう変化を遂げていくのか
想像も出来ない
でも
怖れないで
構えないで
相手を敬い
現状を
受け容れて
掛け合いを
愉しむくらいの
ゆとりが
持てたなら
また
ステップアップ
出来るかも
また
この人生
捨てたモノじゃない
って
微笑むコトが
出来るかも
盟友ばかりじゃ
ないけどね
でも
敵ばかりじゃ
ないからね