
以前
篠山紀信氏
が
撮影した
ミシマ
が
十字架に磔された
イエスキリストに
見えて
どれだけ
このヒトの存在は
神がかって
いるんだと
衝撃を受けた

戦後の日本を
代表する文学
と
云っても過言ではない
ミシマ
何処か
遠ざけていたのは
きっと
〜好きになり過ぎるから〜
それを
知ってか
知らぬしてか
帰省の度に
一冊の本を
くれる
ホン友。
が
今回
ミシマ入門編として
与えてくれた
短編集
「花ざかりの森・憂国」
自身が
オンナ。
であり
生身の人間。
である
悦び
と
憂い
を
あらためて
考えさせられる
一冊
でしたよ
ミシマの
壮絶な最期の
序章とも云える
「憂国」
は
至上の恋愛小説でも
あると
想う・・・
決して
肯定はしないけれど
自決するコト。
と
愛するモノとの情交。
は
皮膚を
突き破る
か
突き上げる
か
だけの
違いのような
錯覚に
陥ったのが
不思議
かつ
必然
でした
ワタシも
少しは
オトナになったのかしら
ね
次は
ホン友。
オススメの
「金閣寺」
を
読んでみようかとも
想うけれど
きっと
手にするのは
「仮面の告白」
かもしれないな
平安・平穏を
望むのに
何処か
破壊願望を
併せ持つ
二面性を
ミシマ
と
ホン友
には
見透かされている
気がする
それが
なんとも
心地いい