今朝の佐賀新聞に、都道府県の無形文化財の伝統行事が20の県で60あまりの祭りなどが「休廃止」に追い込まれていることが報じられています。
「唐津くんち」が昨年、ユネスコの無形文化財に「山・鉾・屋台行事」として認定される一方で、後継者不足による休廃止が相次いでいるのも事実です。
県が認定する無形文化財がこのような状況ですが、市が指定する祭りがなくなっていくのは、新聞にも載りません。
私のまわりにも多くの祭りがなくなっていきました。
「納所まつり」も「山を曳く若者がいない」という理由で昨年は中止に。再開できるか不透明です。
伝統文化を維持させていくには、若者と子どもが必要です。
そのためには、農業など地場産業が元気でなくてはなりません。
その農業を軽んじてきた歴代の自民党政権では「地方創生」をいう資格があるのでしょうか。