19日(金)唐津市役所贈収賄事件に関連する損害賠償請求訴訟の初めての証人尋問が佐賀地裁で行われました。
私は、3月市議会に向けた「会派代表者会議」が12時に終わり、急いで駆けつけやっと傍聴に間に合いました。
裁判では、当時の税務課長とGIS九州の現在の社長が証人として出廷し、原告側、被告側双方の弁護士がテレビで見るようなやりとりで尋問がおこなわれました。
私が不思議に思ったのは、税務課を中心に「固定資産評価システム」を作成に当たり、都市計画課、水道課、下水道課、農業委員会、防災課、消防など全庁の担当課が集まって1年間も検討してきたなかで、担当税務課長が会議に「出席していなかった」と証言したことです。
さらに、唐津市で初めて採用する「プロポーザル方式」の採用するかどうかについて、市長には部長決裁で採用が決まってから「実施伺い」をしていたと言います。
さらに驚いたのは、前課長が警察から事情聴取を受け土曜日、資料提供求められた「自分の判断で関係書類を持ち出した」と証言したことです。
唐津市の書類は、個人情報が収集されています。「強制捜査」ではなく、任意提出を求められて「市長の了解」は必要ないのでしょうか。一課長の判断で「市の大切な書類が持ち出せるのでしょうか」
私には、「市長に影響が及ばない」ようにする証言のように受け取れました。
GIS九州の証人は、「アナログはデジタルと比較して精度も費用もかわらない」と証言。
元課長は「2社からの見積もりを参考にアナログが安い」と証言しました。また、アナログを採用したことで、将来の「経年変化」は把握できないことも明らかになりました。
次回の裁判は、4月9日にGIS九州の当時の社長と元総務部長を証人として行われます。
今日は、午前中、田んぼ周辺の雑木伐採を、昼から益川敏英講演会に、終わって中学校の同窓会に出席予定です。
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