新聞を開くと「天皇の退位」と「平成の出来」が賑わっています。
私なりに、「平成はどんな年だったのか」を振り返ってみると二つ強調したいことがあります。
その一つは、「消費税導入」です。1989年(平成元年)4月に竹下内閣が3%で導入しました。
消費税導入の目的は「社会保障の充実のためには、広く国民に負担を」というものでした。
一見もっともらしい言い方ですが、導入されて30年、年金が上がったでしょうか。医療や介護が受けやすくなったでしょうか。かえって年金は下がり、医療や介護の負担は重くなるばかりです。
豊かになったのは、大企業と富裕層だけです。
消費税は、格差社会を広げる低所得者ほど重い税金だからです。
そんな消費税を安倍内閣は5年前(1914年4月)に8%に引き上げ令和元年10月には10%にしようとしているこです。
もう一つは、「戦争がなかったこと」です。
明治、大正、昭和と続いた元号の中で唯一戦争のない時代でした。
それは、歴代の内閣が優秀だったからではありません。
日本国憲法の9条のおかげです。
安倍首相は、憲法9条に「自衛隊」を書き加えて、海外で戦争する国づくりを目指しています。
私は、「令和」の時代も戦争のない時代であってほしいと願っています。
今朝もしとしとと雨が降っています。
昨日は、一日「事務処理」をして、読み残しの本を読んで過ごしました。
写真は、知人から「竹が市道をふさいで交通に支障がある。市役所で伐採するように云ってもらえないか」と連絡を受けました。
あいにく、役所は10連休で連絡が取れません。
そこで、「私が切りに行きます」と伐採したものです。