昨日は、玄海原子力発電所特別委員会の2回目の小委員会が開かれました。
各会派から、委員長から提起された唐津市への6項目について「課題」について、執行部側と各会派からの考え方を出し合いました。
私は、日本共産党と展望会、市民ネットを代表して意見を述べました。
その中で、他会派から質問が出たのが「避難ルート」についてです。
私が、「福岡県は、福岡県民を優先させるために『佐賀県からの道路封鎖』を許されている。人道上に問題があるので解決すべき」と問題提起していたものです。
内閣府が示した「避難先までの主な経路」では、浜崎小・鏡山小などの避難経路は西九州道路を利用し福岡県を経由して鳥栖市などへ避難することになっています。
ところが、その文章の下に小さく「大きな渋滞が発生している場合や渋滞が想定される場合は、佐賀県災害対策本部は住民に対して、福岡県経由をしないよう佐賀県の主要道路への誘導を行う」旨の文章が記載されています。
委員からは「これは道路封鎖なのか」という質問がなされました。
市執行部から、内閣府の文章を読み上げ、事実を認めましたが「道路封鎖」については明確な回答はありませんでした。
福岡県民の安全を考えての事でしょうが、佐賀県が、福岡県経由での避難をさせないように誘導するのは「人道上に問題」があるのは確かです。
次回は、8月10日(火)午後1時からの予定です。
どなたでも傍聴できます。