玄海原発3、4号機の再稼働の動きに住民運動も活発に動いています。
写真は、全て今朝の佐賀新聞です。
原発事故から避難する「命綱」といわれる避難計画の周知が不十分だと指摘する記事を一面トップで報じています。
私も、何度も「どこへ避難していいか知らない」「市からの説明がない」などが多く聞きました。
「地元の概念」についても、唐津市は玄海町役場より近いところに唐津市串地区があります。
5キロ圏内には、玄海町民より唐津市民が多く住んでいます。
それでも「準立地自治体」として、同意の問題は「蚊帳の外」です。
住民運動も盛んに行われてきます。
18日(土)は、佐賀市に1800人が集まり反対集会が開かれました。
玄海町長へは「再稼働に同意しないで欲しい」と原発再稼働に反対している団体から申し入れをしています。
玄海原発周辺住民を対象に「健康診査」を28年間続けながら、その報告書が破棄されていた問題で、玄海町民が町を相手に「不服審査請求」をしていました。
監査委員は、「検診の報告書の存在が確定できない」と棄却する決定をしました。
玄海原発周辺で白血病やガンが多く発生していることは周知の事実です。
このような疫学的調査を「破棄処分」するなんて考えられません。
不都合なことがあったから「破棄処分」したのではないかと疑ってしまいます。
不都合なことがなければ、「原発とガンの発症率について有意性はない」と公開していいのではなかったでしょうか。
今日は、午後6時半から唐津市民会館で県主催の「県民説明会」が開かれます。
参加するには、免許証など身分を証明するものが必要です。