坂井俊之市長は、自らを応援する「坂井俊之後援会支部」は存在しない事を29日に文書で明らかにしました。
「坂井俊之後援会支部」は「組織的な政治団体ではなく、自然発生的に坂井俊之氏を応援するためにできたもの」と説明しています。
浜玉支部の規約によれば「この会は、坂井俊之後援会浜玉支部と称する(第一条)
と明記し、「この会は、坂井俊之氏の政治活動を支援し」(第二条)となっています。
支部の会費は一人1000円を後援会に上納し、後援会から支部へ一人あたり500円を支出していることについて「独自の活動を支援するため」と説明しています。
坂井市長は、7月26日の記者会見で「具体的には選挙の時に活動して貰っている」と発言しています。
規約にあるように「政治活動を支援」することは、「選挙運動」をする事です。
規約の面からも、資金の面からも後援会と支部は「従属関係」は明白です。
選挙活動を有利にするために、駐在員組織を使ってきたことは事実です。
坂井市長は、苦しい言い訳を続ければ続けるほど見苦しい言い訳をくり返すことになります。
坂井市長から「関係ない」と云われれば云われるほど、これまで応援してきた後援会支部の方々が納得するでしょうか、私はしないと思います。
地域の顔役が連れだって頼みにこられた支部長は、「好きで役員を引き受けた訳ではない」と言い切っています。あまりにも、自分の支援者を粗末にする説明です。
坂井市長は事実を認めれば、支部役員から駐在員(区長)を排除しなければならず、現状を維持するために「政治団体ではない」「関係ない」と言い逃れをしているように見えます。
唐津市は市長がどうであれ、政治活動と駐在員活動を明確に分離する強い姿勢が必要です。