今朝の佐賀新聞に、小野寺防衛相が北朝鮮の核の脅威を理由に「地上イージス・アショア」を総額約4000億円以上をかけて二カ所(秋田県・山口県)に設置すると発表したことが気になります。
小野寺防衛相は「北朝鮮の脅威は変わっていない」と計画の理由を説明しましたが、ロッキード・マーチン社製の導入から稼働までに6年は係るといわれています。
朝鮮半島では、平和的な話し合いが進められているところです。
朝鮮半島の「非核化」が現実味を帯びているときに、それを否定する迎撃システムを配備するのは「緊張の固定化」となるものです。
6年後に、朝鮮半島の非核化が実現すれば、無用な長物で税金の無駄つかいとなってしまいます。
武力対武力での対立は際限のない「軍事化」へと進み悲惨な経験をしました。
この経験を教訓に人間は学び「話し合いによる解決」を進めています。
私は、「経験に学ぶ人間」を信じ、平和の方向へ進むことを望みます。
写真は、大平山の墓地公園で見たものです。