昨日は、議会最終日で4年任期の最終議会でもありました。
議会最終日は討論採決です。
市長が提案した議案に対して会派として意見表明をします。
共産党は志佐議員が、「ボートレース事業に独立した管理者を置く」事と「教育委員の任命」に反対しました。
「事業管理者」を新たに置くことは、「新しい市長が後1ヶ月で誕生する今の時期にすべきではない」と新しい市長の元での「政策判断がなされるべきだ」と理由を述ました。
教育委員の選任については、「平和憲法を守るべき教育委員が、佐賀空港にオスプレイ配備促進を山口知事に要請した事は、憲法9条の精神にそぐわない」と述べました。
賛成討論に立った、志政会、清風会、公明党は、坂井市長の14年間の業績を天まで持ち上げる項目を並べましたが、この間の「政治とカネ」については一言も触れないものでした。
教育委員の選任について賛成討論に立った公明党議員は、(陳情した行為は)「良くなかったが、委員会では政治的中立は守られている」と賛成しましたが、志政会、清風会、社民党からは討論はありませんでした。
起立採決では、一般議案は共産党の反対。教育委員の選任議案は、社民党、共産党が反対しました。
最後に、議長と市長からの発言では、議長から「不正事件」への議会の取り組みが紹介されましたが、市長からは、「職員と議員、市民にご心配とご迷惑を掛けました」と簡単に触れただけでした。
恒例の写真撮影が終わり、夜は6人の「勇退議員の送別会」が旅館「綿屋」で開かれ、それぞれの勇退議員に議長から花束が贈られ、それぞれの思い出が語られました。
写真は、古い面影を示す旅館「綿屋」の展示品です。