今年を振り返るなかでは「若者を戦場に送るな」という平和を求める連帯を感じる一年でした。
安倍首相が、昨年7月1日に「集団的自衛権は憲法違反ではない」と閣議決定してから今年の9月19日に国会で強行採決して成立させた「安保法制」(戦争法)をなんとしても廃止へと党派や労働団体、学者、何よりも若い学生やママ・パパの自主的な運動が広がったことが特長ではなかったでしょうか。
私たちも、毎週火曜日に街頭で訴え、統一集会も開きました。
色んな方が、参加した反対運動の広がりは将来の明るい展望を示していると思います。
「若者も捨てたものではない」「民主主義を求める声は大きい」と、唐津にいても感じる一年でした。
平和の党、福祉の党を自負する公明党が自民党にすり寄り戦争へ荷担する姿勢を批判する元創価学会の天野達夫さんや元公明党の幹部だった二見伸明さんらも声を上げました。
戦後70年の節目の年。
天皇陛下の自身の誕生日を前にした記者会見で「年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います」と戦争について言及していました。
安倍総理はこの言葉をどう思うのでしょうか。