竹にリードを着ける
注文していたものが届いたので、作業の再開です。
そう、リード。
「アルトサックス」のリードです。
つまり、この前から作っていたのは、アルトサックスのマウスピース部分ということです。
でも、アルトサックスとは違います。
バンブーサックスとか、ザフーンとか、ポケットサックス、ミニサックス等と言われているものです。
この写真の一本は、この前に作った5本の内、一番音が出やすかったもの。
斜めに切って加工した竹に、リードを結束バンドで留めただけです。
こんなことで、そんなに簡単に音が出るものかと、作ってみなければわからなかったのですが、案外一発で音が出ました。
どうしてかって?
実は、昔取った杵柄、です。
中学生の時にブラスバンド部で、アルトサックス吹いていましたので、サックスのことは知っていますし、口が覚えていたようです。
でも、音が出た時は、やはり感動ものでした。
竹の管ですから、ちょっとボーッとした音に感じますが、木管楽器クラリネット属の音です。
退職したら、また吹いてみたかったのです。
しかし、本物のサックスを買うのは、ちょっと無理ですので、例によって自作というわけですね。
次の作業は調音。
竹筒の長さの調整と穴開けです。
これははじめてする作業。
さて、うまくいくでしょうか。