~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

物語の世界に迷い込んだみたい

2013年01月12日 | 旅行・お出かけ・散歩
夜勤明けのSさんを谷保駅へ迎えに行く約束になっていました。仕事のデータをメールで送ったという連絡を受けたのですが、手を付けてしまうと仕事もお迎えも中途半端になってしまいそうです。いつもギリギリで行動しては「ちょっとだけ遅刻」の常習犯の私は、たまには早めに家を出てみようと、予定より2時間程早めに家を出て、途中、また玉川上水に寄りました。
1カ月前までは美しい紅葉を見せていた雑木林はすっかり葉を落としています。
細い枝が重なり合って織り成す色彩を見ていると、ほんわかとした童話の世界に迷い込んだような気分になります。
せせらぎの上にかかる小さな鉄橋を黄色い電車(西武国分寺線)がゆっくりと過ぎて行きます。すぐそばに駅があるのでそれ程スピードが出ていません。ここはトトロが住む森のようです。



この鉄橋のたもとの踏切脇で署名活動をしている方がいらっしゃいました。
流れの中の鯉や電車や木々にレンズを向けながら、この環境を守ろうと訴える市民グループの女性達の声に耳を傾けました。
なんでもこの素敵な玉川上水を分断して大きな道路の建設計画があるのだそうです。50年も前の計画に沿って工事が進められようとしているらしいです。その計画の是非を問う住民投票を求める署名だという事ですが、私は小平市民ではないので、残念ながら署名の資格がありませんでした。

新春の買い物

2013年01月05日 | 日々の出来事・想うこと
今日のお買い物です。
<温州みかんのかりんとう>
温州みかんの果汁と皮のパウダーをまとっているらしい。香料や酸化防止剤、保存料は不使用。
嫌いだった柑橘類だけど、最近季節を感じる重要アイテムになってます。
<甘酒>
米と米麹から生まれた甘さだけ、という言葉に惹かれて。
寒い日にほっこり温まろう。
<オータムポエム>
アスパラの味。
春の訪れに胸躍る姿なのに、なぜオータムなのかしら?


楽しかったお正月

2013年01月04日 | 家族
私は料理が苦手だ。作りたい時に作りたいものをゆっくり丁寧に作るのは楽しいけれど、人に食べさせると思うととても気が重くてストレスになる。
昨日は長男家族と次男が来る予定だった。何日も前からあーでもないこーでもないと献立を考えて準備したのは
海老フライ、鰻のちらし寿司、スモークサーモンのサラダ、蟹、海苔巻といなり寿司、フルーツ(苺、林檎、キィウィ)
次男には駅からタクシーでおいでと言ってあった。約束の30分前に我が家の住所を知らせ「iphoneで調べておいで」とメールしたら、「今起きた」と返事!
もう~っ!まったく~!
献立を言ったら「行きたくなくなった」ですって。次男は好き嫌いが激しいのだ。
結局「また近いうちに行くよ。ごめんね」だと。
今思えば、「あなた用にはピザ焼いてあげるからおいで」と言えば良かった。材料は買ってあったのだ。
うちの兄弟は子ども時代は仲が悪かった。大人になってなんとか大人の付き合いができるようになった。私が年をとったので、次男は今後、長男に頼らなければならない場面もあるだろうと心配して、なんとか接点を作ってあげようと思ったのだが… それに、子ども好きな次男に可愛い可愛い孫を会わせたかった。残念!!

長男とMちゃんと孫と食事をして、フルーツと手土産のお菓子を食べて、みんなでおもちゃで遊んだ。
ブロックでパパが飛行機とダンプカーを作り、ママは踏切を作った。
シールを貼る絵本にシールを貼る…絵の一部が空白になっていてそこに合うシールを選んで貼るのだが、いろいろ喋りながら考えながら上下も間違えずにちゃんと貼る。2歳児の頭脳って結構すごい!
紙飛行機を飛ばしたり、折り紙をちぎって紙吹雪を降らせて遊んだり、とっても楽しかった。

帰り際、もっと遊びたいという孫。涙と鼻水でクシャクシャになりながら汗を掻いて泣き伏す孫。ばぁばの膝に甘えて泣く孫。
面白くて可愛くてMちゃんが私のビデオでとってくれた。何回も見直してはひとり笑っているばぁばです。


お正月の散歩

2013年01月03日 | 美しいEnergy
Sさんの住む土地のいいとこ探しをしようという事になり近所の公園へ行ってみた。
谷戸の自然を利用した広い広い公園。桜や新緑の春が楽しみだ。



それから相模川の河川敷へ移動。丹沢の山々の稜線が美しかった。



どちらもほんの少し齧ったくらいだ。これから楽しめる場所をもっともっと探したい。

元旦に金柑を煮る

2013年01月01日 | 母の記録
昨日は一人で年越しだと思っていたら、除夜の鐘が鳴る頃、思いがけず母から電話がありました。弟はサービス業をやっていて、大晦日はお客様に年越し蕎麦をふるまいます。母は皿洗いなど裏方を手伝うのですが、ちょっと手が空いたので自室に戻って電話をくれたのでした。
「もう年なんだからこんな夜中まで手伝わなくていいんじゃない?先に寝たら?」と言っても「そうはゆかない」と頑固です。
信州の中でも雪深い土地です。さぞ冷え込んでいることでしょう。
新しい年もこんな風にずっと母と会話ができますようにと祈らずにはいられません。

今日は穏やかに晴れた元旦です。
金柑のシロップ煮を作りました。障子越しの光、湯気がたって湿度のあるキッチンの空気がほっこりとした気分を誘います。
金柑を煮ながら森繁久弥主演による1955年製作の日本映画「警察日記」を見ました。
敗戦直後の世相と今がダブり、懸命に生きる人々の姿と人情にホロリとする映画でした。
金柑、美味しく煮えました。Sさんが金柑のなる家から引っ越してしまったので、スーパーで買った金柑です。結構高いから今シーズンはこれでお仕舞いかな。