昨日、父宅に行ったら、新潟の知人から笹団子が送られてきたとのことで、お裾分けしてもらった。
たしか、子供の頃、父と母で子供の日に笹団子を作ってくれた。
「たしか」と言うのは5月5日でなく、6月だったのかも知れない。
勝手に端午の節句と記憶しているだけなのかも知れない。
下町の本町の市場で「包装」材料となる笹や紐が売られていた。
母が紐の結び方が特殊で分からないと言って、近所に聞きに行っていたことを思い出す。
団子を捏ねるのに男手が必要だし、小豆から餡を作るのだから、大変な手間ひまがかかったことだろう。
懐かしい味なのだが、新潟の物産展に行けばもちろん手に入るし、物産展でなくても常時、地下街なんかで売られている。
だから逆に普段は買って食べることはない。
その分、懐かしい。
今回の笹団子は新発田(しばた)産であった。
レンギョウは当地の春を告げる花だ