それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

旭山記念公園

2016年07月01日 | 再開(健康)

つい先日のこと、あまりに天気が良いので、何年かぶりに中央区にある旭山記念公園に家内と出かけた。

この日の札幌の予報は最高25度、最低15度で、湿度も低く、夏日だがとても快適だ。

梅雨のない北海道と言われるが、この前々日までは蝦夷梅雨状態だった。

この日は、ようやく半袖ポロシャツのお出ましで、それまではむしろ寒かったのだが。


旭山は標高137mの山というか丘みたいな感じの山。

散策コースがあるだけで、特別な施設はこれと言ってないのだが、眺望と夜景に人気がある。

遠く大雪山系の山々も見えるが、雲との判別が難しい。

↑ 市の中心部を臨む。


↑ 噴水が公園の中心らしい  こんな所でテントを張ってのんびりする若い夫婦&幼児   画像の左端っこ

「記念公園」という名称は、1970年に札幌市創建100周年記念事業の一環として造成されたことに由来する。

所在は全山が中央区で、山で言うと、藻岩山と円山(まるやま)の中間に位置している。

藻岩山登山道(自然遊歩道=入山届けが不要)は入山口が5ヶ所あるが、そのうちの1つのコースはこの公園から登っていく。

この旭山コースは結構UP&DOWNがきつく、しかも距離も2番目に長いので、結構と登り堪えがある。


↑  黒の 「↓」 で示したのは北海道日本ハムファイターズのホーム、札幌ドーム

もともと山麓は開拓地だったが、大正11年に民間の業者が、定山渓から温泉を引いて札幌温泉という浴場を経営した。

それに合わせて札幌温泉電気軌道という路面電車も市の中心部から通じていた。

しかし温泉の方は経営難に陥り、昭和5年に当時の北海道拓殖銀行(1997年に経営破綻)が抵当物件として代物弁済してもらって所有者になったのだろう。

それを拓銀は昭和21年に札幌市に寄贈して、先に述べた造成に繋がり、現在に至る。


↑ 写真はお借りしました

夜景もキレイで、藻岩山の夜景(=新・日本三大夜景)に次いで素晴らしい眺めだ。



↑ 駐車場にはレストハウスもあって、今日はソフトクリームを食した。

バニラ、チョコバニラ味、メロン味、抹茶味、イチゴ味、ラベンダー味など計6種から選ぶ。

とにかく爽やかな一日。

陽の照るところは半袖、レストハウスの中は半袖ではヒンヤリしていて、寒いくらいだ。

今夏は猛暑の予想だが、当地ではまだ、30度を超える真夏日はない。

今のうちにしっかりと散歩を楽しみたいものだ。

今の時期、北海道は来るのに最高の時季です。ぜひお越しください。

最後にこの公園からの藻岩山の雄姿。見る場所によって、全然違うのです。


↑ まさしく新緑の季節でした。