チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

小指を詰めた

2025年02月11日 09時04分50秒 | 日記
チャ子ちゃん先生小指を詰めて堅気になった(笑)
イヤー痛いのなんの
ドアーで左手の小指をはさみ、出血に驚いて傍にいた方々が早速応急処置をしてくださり、土曜日なのに救急患者を受け入れる病院を探してくださるという手際の良さ
傍にいた皆さんがそれぞれの思いで処置をしてくださる
その間ちょうどお昼なので、左手を人に任せながら弁当を使うこの図々しいチャ子ちゃん先生

早速受け入れてくれることになった総合病院へタクシーを飛ばす
イヤー驚き
病院の美しいこと!何もかもピカピカ機械ばかり、キュウキュウの入り口から入ったので職員さんたちの素早い案内

何せ病院に治療に来るなんて何十年ぶり、指折り数えたら46年ぶりだわ
なんて変に関心、あちこち見学しかしキュウキュウなのに一時間待たされた

若い先生がパソコンに向かっていてちらりと見て、レントゲンを撮りましょうと初めて声を聴く
「骨に異常がないので傷口を消毒しておきます」
月曜日に近くの病院に行ってください、と言いながら近くの病院を探してくれる

「紹介状とデーターをお渡ししますので必ず月曜日にこの病院に行ってください」
「痛み止めいりますか?」
「いりません」
「抗生物質は嫌ですか」
「はい」

月曜日近くの町医者に行き紹介状とデーターを渡す
「わーどうされましたか?」
事の次第を話す
「指は血が出やすいのでおどろいたでしょう・?骨折してなくてよかったですね」

包帯が汚れているのでどんな仕事をしているかという質問、50代くらいの先生はニコニコしていて優しい

傷を見て
「出血で驚いたでしょう?指は特に出るのね、でも血流がいいということ」
と慰めてくれる

小指と薬指を一緒にして包帯を巻き
「こうしておくと左の手も動かしやすいからね」

全くその通りだった
経験者の智慧だ
皆さんの応急処置も褒められた

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奈良の漬物と店

2025年02月06日 10時35分23秒 | 日記
奈良国立博物館のそばに漬物20種でお茶漬けを出してくれるお店がある
上田ご夫妻のご案内で、立春の日その店に立ち寄った
「おいしい奈良漬」があるという一言でいそいそと
しかしまあ奈良漬はもちろん漬物ってこんなに種類があるのかと思うほどだ
この店の奈良漬けは奈良で一番おいしいということで、奈良漬を山盛りとってはみたものの、やはりすべての漬物を食してみたい

漬物は食べ放題だから大皿に盛ってある
ご飯も取り放題
先ずは一個づつ20種類を皿に持って席に着く、漬物は素材によって味が異なる
その加減がいい、特に気に入ったのはシイタケとオクラ
漬物も新鮮な野菜ほど美味しいということが改めて納得

しょっぱいものの後にサツマイモの煮たのも置いてある、更にデザートは自分で作る最中
夢中でいただきながらも一つ一つの味に対してそれぞれ感想を言いあいそれもまた楽しい

そして気が付いたのは店がいつまでたっても人であふれない
値段が高いわけではなく前の道は人であふれている、しかも正午、私たちは時間を氣
「うん?どうして?」
こんなにおいしいし店の雰囲気も良く居心地いい

店の前まで来た人たちがメニュウーの看板を見てユータウン
「なぜ?」
お腹が落ち着いて最中をいただきながら観察していると、顔は私たちに似ているがみんなアジアの方たち
「はあー漬物だけではだめなのね」

この時期日本人の観光客は少ないということが分かった。正午だぜ
この寒空に半そで、盛り上がった腕にタトウの四人連れ
うわー入ってきた、たべるの?
食べるどころか漬物好きらしく、何回もお代わりしながらおいしそうに食べている
好感持ってしまった
奈良の穴場だな









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税金一億円払うんですよ

2025年02月01日 09時23分11秒 | 日記
シングルマザーで両親や妹家族までも生活の面倒を見ている、もとチャ子ちゃん先生の弟子
大いに事業を発展させ
飛ぶ鳥落とす勢いで仕事を拡張していっている姿をうれしく眺めていたが、体の酷使を心配してもいた
「来年は税金一億円払うんですよ」
「馬鹿げてない?」
「税金支払うためにお金が無くなって、融資をお願いしなければならないんです」
「本末転倒ではないの!税理士さんは何でもっとしっかり税金対策をしてくれなかったの?」
「そこなんですよ」

お金を稼ぐすべを熟知して(その勉強をしっかりして)何億おも稼いだのだけど、その規模に合う税理士さんではなかったようだ

「ブレーキがかかったね、資産管理をしっかりできる人と組んで、体を粉にして働いているのだから、からだのメンテナンスにも配慮し、ちょっとゆっくり走りなさいよ、そして今のあなたの規模にあった税理士さんを見つけて、今からでも遅くないから税金対策しなきゃあね」

海外にも仕事の場を持ち勇躍活動しているが、「やりて」というだけではなく、いつも礼儀正しい。なにかと心を配ってくれて、「恩」を感じてくれている。だからこそ心から応援もしたい

このように頑張っていいる人からもぎ取るような納税制度は心が痛む、稼げば稼ぐほど国は税金をむさぼリとる
その税金の使い道がまた怪しくて、払った人たちをがっかりさせてしまう

濡れ手にあわで儲けている人たちは、税金をそんなに払っていない
そういう人の何人かを知っているが賢い、見事に節税をしているし中には全く払っていない人もいる。

「頑張っているのにね、それが報われないなんてーー」
と抱きしめるしか能がないチャ子ちゃん先生
誠実で大きな企業の税理士さんを紹介したら、半額になったと喜んでくれて、素敵なレストランでごちそうになった

家に着いたら彼女の母親からもお礼の電話をいただいた


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依怙贔屓

2025年01月31日 10時10分43秒 | 日記
YouTubeを開くといろんな情報が入ってくるが
その中で気になることがある
それは皇室関係の情報


今上天皇の家族はくしゃみをしても転んでも可愛くて品があるとほめたたえ
弟君の家族には立派にスピーチをしても、にこやかに挨拶しても、美しくないとか品がないというマイナスの言葉がまき散らされている

日本には「皇統」という尊い血が神武天皇以来2686年も続いているということ、細かいことを言えば南北朝の時、弟君を立てたのは北朝、長男を立てたのは南朝、いったんは南朝の皇統になったけど、いまは北朝の皇統の系統
長い間「皇統」を続けるにもいろんな出来事があった、そういう日本史を私たちはもう一度学んで、どうしてこの国に皇室が必要なのかを考えてみるのも悪くない

天皇陛下のお仕事はいったい何?(おそれおおいが)
それは祭祀の主ということだと思う
日本と世界の平和のために祈り続けていらっしゃる、この祈りはほとんど毎日の政務になっていらっしゃる
祈りの力がどれほど尊く強いかというのは、故村上和雄博士が科学的に証明している

私たちは天皇陛下の祈りの力のおかげで、平和に暮らすことができている
その天皇陛下をサポートする宮家の人々にも敬意を表したいと思う

三次元の社会って「いい悪い」「好き嫌い」というような二元的なものの見方が主流を占めて物事の判断をしていたけど、なんだかそういう考え方ってもう地球規模で合わない感じがする

依怙贔屓は自分の物差しを使うけど、その物差し自体がもう使用不可になっていることもある

人を嫌っている自分をよく良くよく内観すると、嫌っている人と同じものが自分の中にあることに気が付くはず
そうすると依怙贔屓も人の成長に役立っているのかもネ!

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悪抱き参らせ

2025年01月29日 09時57分56秒 | 日記
トランプが大統領に就任してこちら猛スピードで改革をしている
彼は倒産寸前の会社を立て直している感じがする
先ず人の考え方を変えてる
・自分はなぜこの職業にいるのか
・今自分は誰のために動くのか
・人が生きるということの根本を考えて行動
・あなたは何をしたいの
というようなことを世界に問いかけている

見える事だけに優劣や善悪をつける人々のことなど全く気にせず
民のため、国のためにしか動いていない
しかも先手先手を打っていて、裏の裏がある
彼はチェスの名手だといわれるが、日本の将棋も名人は10手先を考えるとも言われている
それは相手の動きをよく見る目が必要だし、どのような世界にしたいのかが明確にないとできない

何よりも
「悪を抱き参らせ」
という日月神事の言葉通りの行動をしているので彼の動きを俯瞰して観ないとわからない(一喜一憂している人もいるけど)
いづれの到着点も「平和と豊かさ」なのだけど

翻ると
本来日本人の魂は
「悪抱き参らせる」
悪と戦うのではなく、悪も善もその立場によって異なることがあり、それらをすべてひっくるめて「和」をもつ
見る方向は誰でも同じではなく、感じ方もそれぞれだ、そういう違いを全部ひっくるめて「和えて」全く別のものを作り出していく
こういう考え方をしてきたのが、本来の日本人

トランプ大統領はこの思考によく似ている
飛鳥の時代聖徳太子が「和をもって尊しとす」(やわらぎをもってたっとし)と17条憲法の第一条に挙げたこと、深く考える時が来ているのかもしれない

さーて本日は「チャコちゅうぶ」20時から


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トランプの演説

2025年01月24日 07時08分18秒 | 日記
本気だねトランプ
早寝してリアル時間に起きて就任式を見た
すべて国のため、民のため
そういう内容の演説で
いかに今までくるっていた国だったのかが明快になった、わが国にも当てはまるけど

「おかしい」と思うことを「おかしい」と言えるトップが出てきたことは世界的に有意義
日本もそれに倣って
「ならぬものはならぬ」という武士道をもう一度見直したい

先日同年代の優秀な方々と話をする機会があった
深くものを考え明るく優しい人たちだ、
彼らが謙虚なのは
「自分たちの世代の上の人たちがこの国を誇りに思い毅然としていたから」
その姿が心に焼き付いているので、今の自分はその姿に程遠いという気持ちが強い、だから謙虚になるし自分を磨くことに集中する

しかしだよ
その毅然とした美しい先人たちの姿を心から尊敬するのであれば、その旨もっと社会に声を出さねばなるまいに
とチャ子ちゃん先生は思う

トランプが民のためになる政策を次から次へ打ち出している姿を見て、日本のはるか昔の「スメラ」と同じ姿を彷彿した

人が行きつく場所は
「和」つまり「やわらぎ」なのだとつくづく思い、納得して二度寝したものである
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男仕立て

2025年01月23日 11時08分30秒 | 日記
昨日の「チャコちゅうぶ」は現代の名工「草川幸郎」さんとのトークショウ
二回目
60年近くきものを着ているのに「男仕立て」のきものを着ることはなかった
取材で男仕立ての写真は撮ったりはしたけど、通り一遍の取材で終わっていたようだ

男が仕立てるから男仕立てではなく、男仕立ては足で布を引っ張りながらきものや仕立てていく
女仕立てが正座して10センチくらいの布を引っ張りながら縫っていくのではなく足から手を伸ばした状態で縫っていくので、背縫いが一気に縫える

足の親指に布をひっかけるので
「毎日絹をひっかけているから足がきれいでしょう?」
まさしくつやつや、つるつる、うらやましいくらい美しいおみ足だ

男仕立てのきものを着てみようと一枚依頼した
新しい反物を購入できないので、きものをほどき洗濯して「縫い直し」をお渡しした

洗い張りをした布をとくと見ながら
「これは京都の方が縫ったのかな?」
まさしく
京都の染屋さんが仕立てた着物だった
襟肩あきの縫い方が微妙に西と東が違うようで、当然そこが着方の違いにもなる
その他にもいろんな違いを聞いた
これは来週の「チャコちゅうぶ」詳しく話すつもり

チャ子ちゃん先生は寸法にうるさく、あれこれ細かく寸法を変えてきたけど、仕立ての人によっては無視して標準寸法で仕立ててしまう人もいて困惑する
その人に会う寸法は絶対大切だ

2月26日の三回目には持参したきものの仕立て上がりを着て、着心地の違いを確認したい

しかしきものは奥が深いなあ
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アメリカフアースト

2025年01月21日 10時04分09秒 | 日記
トランプの大統領就任式の演説を聞いた
國を愛することは自分を愛すること、更に人々を同じように愛すること、これができれば人と争うことはないし、國同士の戦いもなくなる
心にしみる演説だった

ここ四年間で私たちはどれだけ洗脳をされていたかを痛感
そして自分で考えることをしなくなっていた、織に入れられた動物のように、誰からかいつも何かを与えられ、それに従っていた(飼い主の命令に従っていたような感覚)

トランプ大統領の一期目の時見事に戦争が止まっていた、それぞれの國の小さな小競り合いはあったようだが
そのことだけでも大統領としての評価は高いけど、多くの人がトランプを認めなかった(認めさせない力が動いていた)

そしてこの四年間で戦争は或る人たちのための「儲け」のためと目障りな国を滅ぼすために行われていたことが分かった
その戦を仕掛けていたのが、アメリカだったのだ

其れを一掃し、自国の文化を掘り起こして高め、多くの国民が豊かに生活できるための「自国フアースト」を守るというのがアメリカのこれから

ここ四年トランプの行動を見ていて私は多くのことを学んだ
自分を大事にすること、生まれた国の文化を大事にし、この国にどうして自分がいるのだろうかということも静かに考えることができた

國を愛することは、その国の歴史を知り、その国に育った先人たちの智慧を伝えていくことも重要なこと、そして「この國」ではなく「我が国」と言えるように自分を愛するがごとく国を愛する
それは先人たちが築いた國の文化をしっかり学び繋ぐことに結び付く

トランプ大統領はそれぞれの国の人に、自国を省みて自分が生まれて育った国をまず第一に愛することを身を挺して世界の人に伝えていたのだと思う

これからの生き方をしっかり見せていただいた。ありがとうトランプ大統領
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きものは皮膚の延長

2025年01月16日 09時40分52秒 | 日記
きものを纏うことで健康が維持されていることを確認できる一週間であった
そしてきものは皮膚の延長であることを認識
その場合は下着からすべて自然素材、特に絹である必要がある

そう絹の成分はたんぱく質必須アミノ酸16種類
これは人の皮膚と同じだそうだ
「親和性」があるというのはこのことであろう

絹を身に着けると皮膚が喜ぶと同時に精神が安定する
そうやって日本人はきものを着て過ごしていたのだろう

よくよく考えると「きもの」の形はすべての万人みな同じ
こういう衣服が他の国にあるだろうか?
この形は平安時代から続いている
しかも男も女も同じ形、袖つけなど微妙に違うところがあるが、大筋は同じ

ずっとたちっぱなにで、しゃべりっぱなしの二日間が終わり、関西まで往復してきた。それも講演だから立ちっぱなし、しゃべりっぱなし
それらを着物は守ってくれて疲れはない
絹のすごさにいまさらながらこうべを下げるのみ
先祖がこのような完璧な衣類を考案してくれたおかげだ

きものの商いをしている方はもっと誇りを持つべきだ
その誇りは日本を愛することに通じる

明治に入り西欧の文化が最もいいと感じた人々が、日本人の本質、日本の國の風土など省みず、よその文化を取り入れ身に着けることが「進歩」であり「文化的」と思いこんでそれに邁進し、本来の日本人の文化を捨ててきたし忘れてきた

きものを着続けていると日本人のすごさが認識できる
やはり本年もきものを十いsて日本を語っていこうと、今朝着物をたたみながら改めて思った

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先約を尊ぶ

2025年01月10日 08時55分36秒 | 日記
昨日の話だ
お世話になっている上場会社の営業マンが、20代の若さで係長になったというので、かねてから行きたがっていたレストランを予約した
ここはほとんど予約のとれないところで、幸運にもこの度は取れた
大喜びの若き係長だったが
予約の時間の一時間前に電話をよこし
「新しいクライアントとの仕事が入り行けません」

美味しいしお店だしあのガーリックトーストとワインという組み合わせはいいなあ、一人でも行くかなと迷ったが、基本的にレストランで一人食事という勇気がなく、生まれてこの方一人で外食をしたことがないという弱虫

断るのは早い方がいいと思い電話をする
ペコペコ電話口で頭下げながらキャンセル
「大丈夫ですよ今年もどうぞよろしく」とマダムは優しい

電話を切ったらすぐ件の係長から電話
「やはり行けるように手筈しました、僕は初めの一時間いてあとは別のものに頼みます、もう断ったのでしょうか?」(はなからそうしろよ)

「はいもう連絡しました」
「もう一度行きますといえないでしょうか?本当に行きたかったんです」
「もうお断りしたのでね、またの機会にご招待します」(甘ったれるんじゃあねえよ)

イエイいえい!
いえたねえチャコ
そうチャ子ちゃん先生は甘いから
「そうよかったではすぐ電話しましょう」と言っちゃう人

その甘さにずいぶん付けこまれたな

基本的にどんなことがあっても私は先約は守る、そこに計算はない
何が大事かというと「人との縁」
通り一遍の付き合いは時間がもったいない
縁あればその縁を磨いていきたいと思う


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