天皇誕生日の記者会見で天皇陛下のお言葉の中で興味深いものがあった
「今年は戦後80年、戦争知らない国民が多くなった、自分は上皇陛下や皇后に戦争時代の話をよく伺っているーーーー」
つまり戦争を知っている人の言葉に耳を傾け、民の幸せと世界の平和を祈る
確かに戦後生まれた人がもう80歳
戦後教育を受けた人が日本人の9割くらいになるのであろうか
国民の象徴として生き続けている上皇陛下御夫妻は幼少のころ戦争を体験していらっしゃる
子供だけの疎開生活のさみしさやきびしさと恐怖
しかし次期天皇としての心構えもあり常に他の人より毅然とした態度をとらねばならない
更に敗戦後は「天皇陛下万歳」と言って亡くなった兵士の家族たちの思いが胸に応えていたことだと思う
新しい皇室を構築するために民間からの女性をめとる
今上天皇がどうして今「戦争」の悲惨さを知ることの重要性を話したのか?
「国民に寄り添う」
という言葉もひっきりなしにお使いになった
天皇の宝は国民であるという思いが最近は強くなられたのか
どうして大東亜戦争になったのか
その歴史は消されて、日本国がいきなり真珠湾攻撃を下から始まった、と多くの人は信じている
しかし違う
正しい日本史は挑発に次ぐ挑発を受けながら、ついに動いた!その動きをキャッチしていたアメリカはあたかも先制攻撃を受けたように見せかけて戦争の火ぶたが切られた
歴史をきちんと学んだ人はみんな知っている事実
それにしてもどこまでも我慢できなかった国の形も問題があったのだろう
そこのところを天皇陛下ははっきりしたかったのだろうか?
戦争の悲惨さを語って戦争をやめさせることができるのだろうか?
「戦争太り」という言葉が戦争中子供の耳にまで入ってきたことを思い出す
戦争で儲ける人が多いというのも事実だ
そういう人は戦争を続けたい