チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

台湾紀行 3

2013年10月15日 09時42分55秒 | 日記
台湾の人たちは老いも若きも信心深い
三国志で有名な関羽は道教の神様だ
私たちはもと日本兵という方に道教のお参りに仕方を教わり
日本と台湾の文化交流を祈って回った

台湾では80歳以上の方は日本語が流暢で美しい
日清戦争で清国が日本に敗れ
其の見返りで清国は台湾を日本に譲渡した

そのご後藤新平が日本を代表して台湾を統治
各地域に学校を建て日本語を教え日本の作法を伝えた
つまり植民地教育だったが
鉄道を造り路を新に舗装してまず清潔さを尊んだ

大戦で日本が敗戦する50年間台湾は日本であった
もちろん日本を良しと想わない人もいたであろう
しかしその後の国民党の政治が独裁であったため
多くの人は今でも日本を懐かしがっている

中には「日本に帰りたい」という方までいらした
そして
「日本の良さも悪いところも識った上でそれでも日本に住みたい」
と言う方もいらした

日本を感じるためにはお茶のお稽古
其れにはきものが必要
と言う図式のよう

今回はどんな感じか?ということで台湾を訪問したが
次回は其の80歳以上の方々のお宅に伺ってお話を聞こうと思った
短歌の会、俳句の会、
美しい日本が台湾にまだ残っているようだ
コメント (2)
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