チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

枯れたふり

2014年02月27日 13時24分06秒 | 日記
昨日公園を歩いていたら
「これ枯れ草だと思っていたのに」
と思う蔓草に小さな新芽が生き生きと天に向かってそびえていた

へー
隠れたとこに命の力があふれていたのか
顔を近づけて目をこらす
毎年この季節に感嘆することなのに
ことしもまた自然の力に驚かされている

ただただ枯れてしまうのではなく
枯れたように見せかけ実は内部でたぎるような命の力をためているのだ

ときどき
人間にもそう言う人を見る
男に多い
女は枯れて見えることを良しとしない
しかし男は枯れて見せているが何処か艶っぽさを見せる人がいる
最も最近は男も女のように枯れることを好まず
いけいけドンドンにきらびやかに過ごしている人も多い

あの細川さんはかれていたのかと思ったが
作品はとてもとても艶っぽかった
だからこそ脱原発という力がはじけたのかもしれない

ときどき
きちんとしたホテルに行くと
かれているけど艶っぽいと言う紳士に出合う
そう言う男が日本にいることに感動する

枯れずにぎらぎらとしている男は分かりやすいが
枯れたと見せかけて
実は脈脈と熱い血が内部にたぎっている男は
ややもすると傲慢にも見えるときがある
そこを更に超越して枯れてみせられる男は平成にはいないのかもーーーーね

コメント
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