「利休にたずねよ」
の映画を見て
更に三年目に読んだ原作をもう一度読み返している
そうして思うのは
秀吉はアメリカを中心にした日本に勝った国で
利休が日本国
そんな感じで読むとアメリカと日本の関係がわかりやすい
権力で勝ち取った天下人は
何でも自分の思い通りに事が運ばないと「怖い」
権力は必ず奪回される可能性が多い
しかし利休の求める「美」の世界は
だれも立ち入ることは叶わない
其の美だけを見つめて生きているので
超然として生活をする事が出来る
美を追究する人でも
権力に抱えられている人は
自分の座を守るために怖さがあるので結局は超然と出来ない
美から遠くなる
日本の政治家は
腰抜け三昧の人が多いので
かの国は安泰だと思っているがさにあらず
日本人の魂のありかが理解できず不安な面持ちを持っている国が多い
利休は
「自分がぬかずくのは美のみ」
そう
日本人の魂というのは本来其の美の追究にあるのではないか
とこの本を読み直していてつくづく思った
若くして亡くなった作者の山本兼一さんもそこを見ているように思う
日本人は利休で好い
権力に魂を売ることはない
しかし日本人を貫くと非業の死もやってくる
それくらい権力者は日本人の感じる美を恐れているようだ
の映画を見て
更に三年目に読んだ原作をもう一度読み返している
そうして思うのは
秀吉はアメリカを中心にした日本に勝った国で
利休が日本国
そんな感じで読むとアメリカと日本の関係がわかりやすい
権力で勝ち取った天下人は
何でも自分の思い通りに事が運ばないと「怖い」
権力は必ず奪回される可能性が多い
しかし利休の求める「美」の世界は
だれも立ち入ることは叶わない
其の美だけを見つめて生きているので
超然として生活をする事が出来る
美を追究する人でも
権力に抱えられている人は
自分の座を守るために怖さがあるので結局は超然と出来ない
美から遠くなる
日本の政治家は
腰抜け三昧の人が多いので
かの国は安泰だと思っているがさにあらず
日本人の魂のありかが理解できず不安な面持ちを持っている国が多い
利休は
「自分がぬかずくのは美のみ」
そう
日本人の魂というのは本来其の美の追究にあるのではないか
とこの本を読み直していてつくづく思った
若くして亡くなった作者の山本兼一さんもそこを見ているように思う
日本人は利休で好い
権力に魂を売ることはない
しかし日本人を貫くと非業の死もやってくる
それくらい権力者は日本人の感じる美を恐れているようだ