チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

人間の節目

2018年03月19日 14時44分49秒 | 日記
竹は節目があるから中はがらんどうでも強く居られる
人もそうなのではないかとやっと最近わかった

今年は大変革の年だと聞く
どういう変革だろうとワクワクする思いで待っていたが
実は自分自身の変革が始まっていた

稀に見る状況に置かれているのだが
そこから見える一条の光が日々強くなり「光」の尊さを感じる

時間がたっぷりあるので
節々を考えてみる
節目を迎えてそこを超えたとき強くなっているのではなく
柔らかくなっている自分を見る

竹はどんな雪の重みでもスキッとはねのける強さがあるが
それはしなやかだからそうできる
重みに耐えかねてぽっきり折れる大木もある

人生いろんな筋目がある
筋目とわからないで通り過ぎているときもある

難なく筋目をやり過ごすときは自分しか見ていない
本当はそれが正解なのだと今だから分かる

歳を重ねるということは無駄な年月はないということ
その一年一年同じではなく少しずつでも伸びていることを感じる

背丈は縮むけど人間性は高まっていくのが人の生育なのだろう
コメント
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