はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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新型コロナワクチン接種 4回目レポート

2022-12-28 21:55:06 | 日記

新型コロナワクチンの4回目接種を受けました。

3回目までの接種に比べると、接種自体を迷われている方が多いように感じます。私自身も少し考えてから接種を決めました。

悩んでいる方の参考にもなるかもしれないので、経過をまとめてみました。

今回接種したのはファイザー社製オミクロン株対応ワクチン。
前回までと同様、水分をしっかり摂ってから臨みました。
 
・数分後 接種した左側の手の甲に軽い痺れあり。
 帰宅までに買い物等用事を済ませながら移動。
・1時間後 口渇感、倦怠感、熱感あり。
・2時間後 帰宅後すぐに検温。35.7℃
 水分摂取したため口渇感消失。
・11時間後 36.7℃ 倦怠感増す。頭痛、悪寒、腰や股関節痛周辺に関節痛あり。接種部位の左三角筋、左肩甲骨内側の筋肉痛、倦怠感継続。
 アセトアミノフェン200mg1錠服用。その後しばらくして就寝、痛みで数回目が覚める。
・20時間後 起床。37.0 熱感、筋肉痛、関節痛はやや減少。左肩甲骨内側の痛みは消失。検温後.二度寝。
・24時間後 36.8℃ 倦怠感、筋肉痛は継続。熱感は減少。用事のため外出。ゆっくり動いてもきつさを感じる。
・26時間後 帰宅後すぐに検温、36.4℃   合計30分ほど歩行しただけで疲労感が出る。倦怠感が増し、筋肉痛、関節痛は継続。
・30時間後 36.9℃  熱感、倦怠感減少。筋肉痛継続。関節痛はやや減少。他は変化なし。
・35時間後 36.4℃  倦怠感減少。筋肉痛、関節痛はやや減少。
・36時間後 36.3℃ 変化なし。 昨晩十分に眠れなかったため、早めに就寝。
・45時間後  起床。一度目が覚めず、熟睡。36.0℃  心身ともにすっきりした感じに。
・48時間後 36.7℃ 家事等動くと倦怠感あり。筋肉痛、関節痛は随分減った。
 
それ以降は36.4〜36.8℃の間で体温は落ち着き、接種部位の左三角筋周囲以外の筋肉痛もなくなりました。
 
3回目接種同様、一度治まった熱が再び上がったため、余裕を持って休みを取っておいて良かったです。
 
 
 
 
 
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3年ぶりの身延山久遠寺

2022-12-19 21:25:05 | 日記

身延山久遠寺に行きました。


前回来た時に通らなかった門前町を通って本堂へ向かいます。



三門。

大きな下駄。

三門をくぐるとたくさんの木々が。

足元には落葉したモミジ。
菩提梯。287段の石段は見上げると圧巻です。

菩提梯の近くの紅葉を眺めてから、私たちは男坂へ。

2人とも膝に違和感を感じていたので、無理せず遠回りを選択しました。

前日の雨に濡れてしっとりとしたモミジ。落葉したばかりの鮮やかな黄色がきれいです。

男坂の途中から見下ろした石段。

久しぶりに坂道を登ったため、息切れ。



真ん中でくっきりと色が分かれていて面白い。

再び紅葉。


 


五重塔が見えてきました。

本堂に到着。

今回身延山久遠寺に来たのは、この展示を見るためでした。



テラコッタの作品も、ブロンズの作品も素晴らしかったです。
それぞれの作品の元となったお話も一緒に展示されており、読みながらゆっくり鑑賞しました。
 
帰りは女坂から降りることに。
境内を散策しつつ向かいます。



早咲きの梅がもう咲いていました。



雪化粧した山がちらっと見えました。

女坂近くの甘露門。

山茶花でしょうか。キリッとした冷たい空気によく似合います。

ここから女坂。

男坂よりはなだらかですが、やはり坂。膝に負荷がかからないようゆっくり降りました。
ここでもきれいな落ち葉が。

見上げるとまだまだ葉がついています。

久しぶりに山ならではの景色を堪能。







無事車まで戻り、移動開始。
富士川沿いの景色が好きです。
 
高速に乗る前に酒蔵に立ち寄りました。



徳利とお猪口の形がかわいい。
店内の雰囲気も素敵でした。

贈答用と正月用のお酒を買って帰路につきました。

 
 
 
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師走の愛媛

2022-12-07 07:58:00 | 日記
今年3回目の帰省をしました。
出発が夕方の便だったので、羽田では鮮やかな夕日が見られました。


帰省の目的は母と親戚への鍼灸治療ですが、
今回はまず3年以上会えていない高校時代の恩師に会いました。
松山市内で遅い時間も営業しているカフェはほぼないので、貴重な存在であるスタバでお茶をしました。
近況報告した後は、最近の恩師の作品の話に。SNSで見ていて作風が大きく変わったことに興味を持っていたので、いろいろ質問できて良かったです。
松山で開催予定だった個展も2年連続延期。来年こそ開催できればと話されていました。タイミングが合えば観に行きたいと思います。

翌朝、ホテルから松山市駅へと移動。

12月なのに立派なフウセントウワタの実が。

早朝営業のまつちかのカフェでモーニング。

高齢者の方々が続々と入店、「いつもので」と一声かけて座席につかれる中、おそらく私が最年少でした。

バスで母の家近くまで移動。
通勤時間のバスは初めてで新鮮な気分で乗車。
車窓の風景は暮らしていた頃からどんどん変化して、見慣れた建物が少なくなっています。

母と合流した後は、鍼灸治療のため祖父母が暮らしていた家へ向かいます。

いつも横目で見て通り過ぎる母校を久しぶりに撮影。
現在、松山南高校砥部分校と伊予高校の統合が議論されています。
卒業生としてはいろいろと思うところがありますが、どのような形であっても、高校生が芸術に触れられる機会が続くことを願います。
建物は随分古くなりました。母は砥部分校の家政科の最後の卒業生です。2人でしばらく眺めました。


至る所でまだ紅葉が楽しめました。


細い一本道をひたすら登っていくと、祖父母の家です。

家を管理してくれている叔父がストーブで部屋を温めてくれていたので、すぐに施術できたのがありがたかったです。

「みかん持っておいき(持っていってね)」と叔父。
この時期、愛媛で飛び交う言葉の一つです。

みかん、野菜、梅酒、柚子ジュース、いろいろ頂いて帰りました。

次に向かったのは、伯母が暮らす双海町。再び紅葉を眺めながら移動。

所々に目の覚めるような黄色のイチョウ。


砥部町の通谷池の紅葉がまだ見頃かも、と母。
せっかくなので立ち寄りました。
ピークは過ぎていたものの、美しい紅葉があちこちに。

オオバン、オシドリがいました。



池を一周する時間はないため、途中まで散策。











落ち葉もきれい。

カンナの花がまだ咲いていました。


双海町に到着。
整理されて昔とは違う風景。きれいになったけれどちょっと寂しい。

売店にはみかんご飯の素が。ポップに書いている通り、愛媛では給食のメニューの1つです。


叔母宅を訪問。
久しぶりに会うポッポちゃん(メス12歳)!

こたつの中に置いてある豆炭に寄りかかりながらの上目遣い。

叔母が玄関開けたらポッポちゃんもダッシュ。

けして遠くには行かないそうです。

すました顔をしていますが、耳は常に音に反応して忙しそう。

外から家に入る前には必ず足と背中を拭くそうです。

なんとなく満足したっぽい。

叔母からも、「みかん持って帰り(持って帰ってね)!」とたくさんのみかんを頂きました。
この、どんどんみかんが集まってくる感じが久しぶりすぎて懐かしかったです。

双海を後にし宿へ移動。
叔母たちが作って販売している稲荷寿司とお惣菜を買っていたので、晩ご飯としてゆっくり頂きました。添加物を極力使わず作られているからか、とても優しくておいしかったです。

翌朝は快晴。
子規堂のそばからも高島屋屋上の観覧車「くるりん」がよく見えます。

高島屋前で見かけた、みきゃん(愛媛のゆるキャラ)のポスト。


リムジンバスで空港に向かうまでの間、小学生の頃からの友人に会いました。

松山市駅前にあるスタバで待合わせ。

店内奥には坊っちゃん列車が展示してありました。

恩師同様、友人とも3年ぶり。
会った瞬間からずっと会い続けていたかのような感覚で会話できるのは、毎度のことながら面白いです。
友人は本当に同い年なのか?と首を傾げたくなるほど、見た目が変わりません。
私もどちらかというと年齢より下に見られる方ですが、彼女は別次元。
姿形も中身もとっても可愛い人なので、会うといつも癒されて元気になります。

再会を約束して、帰路へ。

東京は一気に冬が進んだ天候で、師走を実感しました。
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殿ヶ谷戸庭園の紅葉 2022

2022-11-27 21:01:04 | 日記

雲一つない青空が広がる日曜日。

久しぶりに紅葉を観に殿ヶ谷戸庭園に行きました。

 

最初に鍼灸院を構えていた建物を見がてら、殿ヶ谷戸庭園に向かいました。
外からの眺めも良いので、周りをぐるっと歩くのもおすすめです。

入るとすぐに紅葉した木々が見えてきました。

紅葉のピークに合わせて普段よりも来園者は多そうでした。

芝生に映る木々の影もいい感じ。



私が好きな場所の一つ。真っ赤に色づいた木が数本並んでいるので、見上げた景色の美しさが圧倒的です。



少し道を進むと緑色も組み合わさって、それもまた美しい。


竹林が入ると、日本庭園らしさが増します。

竹林側から見上げた景色も素敵。





木々の色と光の組み合わせで、色の見え方が変わっていくのも面白い。





石蕗の黄色い花があちこちに。


石蕗の上にもモミジ。


紅葉亭の左側からの眺め。

紅葉亭正面から。



しばし景色を堪能した後、帰路へ。ひっそりと蛙がいます。

次郎弁天池の方を振り返った時の紅葉もなかなか良いです。

途中ベンチが空いていたので、座って少し休憩。
白い山茶花でしょうか。いよいよ冬が来るのだと感じます。


光が当たった木肌。

柿の実がまん丸で可愛い。

雪吊のある風景。





入り口付近にある銀杏は大きくて迫力があります。

最後にもう一度お気に入りの場所を見てから出ることに。
移動していると、ハクセキレイやシジュウカラが地面の上を歩いているのを見かけました。木々の上にたくさんカラスがいたので、場所を追われたのかもしれません。


さっきとは違う角度から紅葉を堪能。






もうしばらく見頃が続きそうな殿ヶ谷戸庭園。まだ入ったことがない方にはぜひ見ていただきたいです。
他の都立庭園に比べて規模が小さく、散策しやすさは都内で一番なのではないかと思います。
 
 
帰りに加藤けんぴ店へ。
予約していた7周年記念セットを受け取りました。

だし巻きサンドはnocoの食パンと、加藤けんぴ店の定番メニューのだし巻き玉子。この組み合わせは絶品です。
みかんライスおにぎりはスパイスの香りいっぱい。
惣菜はいずん堂、弁当のおかずとして食べられるなんて嬉しい限りです。

おはぎは食べる度においしくなっている気がします。
 
コーヒーと芋けんぴのセットも購入。
コーヒーはねじまき雲。時間のある時にネルドリップでゆっくり淹れたいと思います。


手書きのメッセージには加藤さんご夫妻のお人柄が溢れていて、温かい気持ちになりました。
これからの加藤けんぴ店も楽しみです!
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道東の旅2022 初冬 その3

2022-11-22 08:44:00 | 日記

3日目。

朝食前に窓の外を見ると、昨晩は暗くて見えなかったストーブ用の薪があります。

夜は雨の音が聴こえていましたが、朝になると窓の外は青空に。


薪ストーブの暖かさに包まれながらの朝食。かげやまさんのパンは絶品。

ふと外を見るとチラチラと舞うものが。最初はカラマツの葉のような小さなものが舞っているのかなと思っていましたが、かげやまさんに確認したところ雪でした。

朝食後部屋に戻って窓の外を見ていたらエゾリス発見!


勢いよく地面を掘り始めました。くるみか何かの実を埋めていたのでしょう。

しばらくの間、掘っては頭を起こし、を繰り返していたのですが、

ここには何も埋まってないことに気付いた様子。

突然走って移動。

新たな場所を掘り始めました。

その後も観察していたら、もぐもぐしていたので無事何かを食べることができたようです。よかったね。

お宿かげやまを出発、SOMOKUYAの土田さんとの待ち合わせ場所の鶴居村へ向かいます。

どこを見ても景色がきれい。

一瞬だったので写真は撮れませんでしたが、途中の牧場でホルスタインとタンチョウが一緒にいるのを目撃。どちらも白黒で並ぶと可愛さが増していました。

遠くに牧草ロールがある風景。

キラコタン岬駐車場に到着。鶴居村の教育委員会に許可を取らないと入れない場所です。

カラマツの落ち葉がオレンジ色に輝いていました。

オレンジ色の道を進みます。



この辺りは植林されているそうで、枝打ちされたきれいな木々が並んでいます。

少しずつ風景が広がります。

オオアワダチソウ。可愛いですが、外来種。

足元は霜柱が溶けた後で土が掘り起こされたような感じで、ふわふわ。

すっかり青空になって、とにかく気持ちがいい。

池塘が見えます。


植生保護のため、ここからはブラシで靴底の土を落としてから進みます。

ヤチボウズ。
湿原に自生しているカブスゲなどのスゲ類が冬に凍結することで株ごと地面から持ち上がって、春の雪融け水により根本がえぐられることを繰り返し、ぽこぽこと隆起したものだそうです。

ヤチボウズと笹との境界がはっきり分かります。

笹エリアにはヤチボウズの姿はありません。



再びヤチボウスの近くを通過。ヤチボウズから生えている木。不思議な光景です。
 
幹についているのは牡鹿が角を擦り付けた跡だそうです。

急に視界がひらけて、目の前に釧路湿原が。



キラコタン岬に到着。
雄大さに圧倒され、ひたすら眺めました。

少し高い所まで移動。

アカゲラが開けたと思われる穴がたくさん。

キラコタン岬で一番高いところから湿原を見られる場所。
両サイドの木々が昔は背が低くて絶好のビュースポットだったそうですが、木が大きく成長して段々見えづらい状態になっているそうです。
切ってしまえばという声もあるようですが、自然のままにするのが一番、当面はこのまま手を加えることなく見守るとのこと。



土田さんに名前を教えてもらったのに忘れましたが、シルエットが花のような枝がかわいい。

見晴らしの良い場所まで戻って、ティータイム。

今日もコーヒー
 
 土田さんが後ろから撮影してくれた写真。
改めて素晴らしい景色の中にいたことを実感。

このまま昼寝したくなりました。



名残惜しいけれど、帰路につく時間。
来た道を戻ります。

サクサクと落葉を踏みしめながら。

何もない感じがたまらなくいい。

カラマツのオレンジ色の絨毯の道まで戻りました。

ふと見上げたらオオワシがゆったりと飛ぶ姿が。

一歩一歩、五感をフル稼働して歩きました。

今回も土田さんにはいろいろお世話になりました。
無事全てのツアーを終えられて良かったです。
 
機内からの夕日もきれいでした。


 お土産にSMOKUYAで販売している屈斜路野菜を買いました。

かぶもほうれん草も、これまでに味わったことのないタイプの甘さにびっくり!
寒暖差が大きい影響でしょうか?
またタイミングが合えば購入したいと思います。




 
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道東の旅 2022初冬 その2

2022-11-21 08:15:36 | 日記

2日目。

北海道を低気圧が通過する予報でしたが、釧路市はうっすら朝焼けも見られました。


ホテルからカモメが舞う姿を見て気になったので、近くまで行って見ることに。

基本的に集団で屋根に止まっていますが、時折集団で一気に飛び立ちます。

海鳥を見る機会は少ないので、少し姿を眺められるだけでも嬉しい。
 
釧路市から弟子屈町まで移動。
カラマツの紅葉。北海道では最後に紅葉するそうです。

前日の夜に雨風で落葉が進んでいましたが、まだ少し楽しめて良かったです。

前日に美しい夕日が見られた、シラルトロ湖。

遠くに白鳥の姿が。
水深が深いようで、潜水しておしりが見えているのがかわいかったです。
 
弟子屈町に到着。
SOMOKUYAに車を停めて、釧路川源流カヌーツアーの出発地点に向かいます。
 
森の中を抜けるルート、サクサクと枯れ葉の上を歩くのは心地よい。
足元には葉っぱがたくさん。赤いのはイタヤカエデだそうです。


青々としたこの植物の名前を忘れてしまいましたが、アイヌ語でエゾシカをさす、「ユク」という単語が入っている名前でした。
しかしエゾシカは好んで食べないようです。

エゾマツの松ぼっくり。
左は木から落ちたそのまま。右はエゾリスが食べた後。きれいに食べています。

アカゲラが開けたであろう穴。気が元気なので樹液が出て固まっています。

あちこちにキノコ。


サクサク歩いているうちに屈斜路が見えてきました。
いつもと違う場所から源流ツアーに出発です。



水の透明度が高くて、水底の流木がはっきりと見えました。
 

屈斜路湖から釧路川に入る辺りで、エゾリス発見!
スタート前にエゾリスに会えたらいいなあと話していたのですが、こんなに早く会えるとは。
撮影は無理でしたが、この辺りでちょこまかと動き回っている姿を、双眼鏡でがっつり観察できました。

カヌーからエゾリスを見るのはレアだそうです。
 
釧路川に入りました。


前日の釧路湿原よりも川幅が狭く、植物や野鳥が観察しやすい感じです。
ゆったりとカヌーは進み、鏡の間へ。

左側の木は、前回5月にはまだ倒れていなかったのですが、少し前に倒れたそうです。
 
ここも透明度が高いので、水中の植物がよく見えます。

鏡の間の向かい側。小さな鳥がチラッと見えても双眼鏡で捉えるのは難しい。

こちらも新たな倒木。

倒木から川岸まで、カヌーが一艇ギリギリ通れるくらいの隙間が。

通り抜ける瞬間、ドキドキしましたが面白かったです。
 
今回はヤマセミを何羽も見ました。キャッキャッと特徴のある鳴き声を何度も聴いたので、しっかり覚えられました。
 
カワセミ、カワガラス、ミゾサザイ、アカゲラ、カラフトカラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、マガモ…最高のバードウォッチ。
 
川底の小石の種類が少しずつ変わっていきます。近くの支流から運ばれてくる石が白いため、水の青さが際立って見えるエリアです。
みどり橋の下を通過。

この辺りから水の青さが濃くなります。写真以上に、実際はもっと鮮やかさを感じる美しい色。



ハンノキの実。本州ではヤシャブシ。
 
今日もティータイム。今日は私もコーヒーにしました。

休憩している間も鳥を観察。
 
再びカヌーが進み始めると、1羽のカワガラスが先導するような感じでずっと近くにいてくれました。
川面から飛び立つ瞬間をなんとか捉えた1枚。

枝先にも小さくカワガラスの姿が写っています。



潜水するための白い瞬膜がはっきりと確認できて良かったです。
 
ヤチダモの種。


 だんだん川幅が広くなってきました。

水流が激しくなり湖面が波立つポイント。
カヌーが上下に大きく動くので面白い。

再び穏やかな川の流れに。

ここまでの間、ヤマセミの姿をあちこちで見られました。
独特な鳴き声が辺りに響き渡り、真っ白の美しい羽で飛んでは枝に止まる。特にカヌーの後ろ側から私たちの上を通り抜けて飛んで行く様子は見事でした。
 
このびるわ橋がゴール地点。あっという間の2時間半のツアーでした。
 
宿のチェックインまでに時間があったので、再び屈斜路湖へ。渡ってきた白鳥たちがたくさんいました。





グレーの若鳥。色味がとっても素敵。



空を飛んでいてもすぐに白鳥と分かるシルエット。
 
前回見かけなかった、「クッシー」が復活していました。


 
屈斜路湖を後にして、硫黄山へ。

いつ見ても迫力のある風景。硫黄の匂いが濃く漂っています。


 
風が強くなってきたので、硫黄山から移動。
川湯ビジターセンター(旧川湯エコミュージアムセンター)に立ち寄りました。
2階にあるカフェスペースでひと休み。
ミルク感たっぷりの優しい味わいのカフェオレ。
カフェの雰囲気はとってもいい感じ。



いつか会ってみたい鳥、クマゲラの模型。
 
川湯温泉の商店街を少し散策。1本だけ真っ赤な葉をつけたモミジがありました。



川湯ビジターセンターの周りも散策。落ち葉の絨毯が美しい。

あちこちに落ちていた赤い実。七竈かな?鳥たちの食べかけなのかもしれません。


 


宿へ移動する道をいつもと違うルートにしたら、タンチョウに会えました。

この2日間、車窓からその姿を見ながら移動していましたが、車を停めてしばし観察。
 
美留和駅に立ち寄りました。いつ見ても可愛い駅舎です。

屈斜路湖も。

反対側にはタンチョウがいました。

ちょうど釧網線が来ました。




駅舎近くの植物を間近で観察。
今回至る所で鮮やかな紅葉を楽しませてくれた、カラマツの葉。

アズキナシの実。
ツルウメモドキの実。
摩周湖の伏流水にも立ち寄りました。

いつもお世話になっている「お宿かげやま」に到着。

暖かさを感じるインテリア。

今年導入されたという薪ストーブ。じんわりと温まる心地良さがあります。

ここの食事を楽しむためにしっかりお腹を空かせておいたのは正解。


 



大きな赤い実の種類が気になり伺ったところ、千両か万両かとのこと。すごく大きく育っているのにびっくり。

家の中で植物を育てると大きくなりすぎるのだとか。人にも植物にも心地良い空間なんだと思います。


つづきはこちら↓

道東の旅2022 初冬 その3 - はりぶろぐ

3日目。朝食前に窓の外を見ると、昨晩は暗くて見えなかったストーブ用の薪があります。夜は雨の音が聴こえていましたが、朝になると窓の外は青空に。薪ストーブの暖かさに...

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道東の旅2022 初冬 その1

2022-11-20 10:00:34 | 日記

半年ぶりに2泊3日の道東の旅へ。

今回もSOMOKUYAの土田さんにガイドをお願いして、釧路湿原と釧路川を堪能してきました。
低気圧の影響が出る可能性が高いということで、予定していたツアー内容は変更になりましたが、3日間全てのツアーができて良かったです。
 
 
初日はカヌーツアーの湿原コース。
初冬という言葉がピッタリな気候。
塘路湖から出発。まずはアレキナイ川を下ります。
カヌーに乗って水に浮かぶと、もう別世界です。
見慣れたドバトも新鮮に感じます。

ヤマセミのシルエット。前回来た5月は一瞬見えた感じでしたが、今回は双眼鏡でしっかり確認できました。
しっかり着込んでいましたが、風が強くて体感温度は低め。ガイドの土田さんは今日は気温が2桁あるから暖かいと言ってましたが、私たちには十分な寒さ。


遠くにワシっぽいシルエットが見えてきました。

カメラの機能に限界があり分かりづらい写真になっていますが、オオワシです。
嘴と爪が黄色いのが特徴です。

双眼鏡でじっくりお顔を拝見。可愛らしい顔立ちでした。

道路や線路から離れたエリアでは、カヌーが進んでいく水音のみが聴こえて本当に静か。


 
写真はイマイチですが、アシ越しに見る太陽がとても綺麗でした。


そろそろアレキナイ川と釧路川の合流が近づいて来ました。
このフェンスが見えたら、釧路川。
 

羽ばたくカワセミの羽根の色が美しい。
アレキナイ川でも釧路川に入ってからもよく見かけました。
中央から左寄りにある木は最近溜まってきたものだそうです。来る度に少しずつ景色が変わっていくのも面白い。

ここも最近変化してきた場所だそうで、川の流れにより少しずつ土が削れて、来年には奥に見える沼と手前の川がくっついているかもしれないそうです。
今はまだくっついていないので、水面の高さが異なるのが見どころ。奥の沼の方が水面の位置が高くなっています。


観察するポイントでカヌーを止めてくれるのですが、そこからすっと動き始める感覚もカヌーの素敵なところ。

ここも水流によってどんどん土が溜まってきていて、ゆくゆくはこの奥を流れる支流と合流するそうです。

エゾシカがいます、と教えてもらって見ると、

牡鹿がじっとこちらを見ていました。立派な角の持ち主。遠くても威圧感もたっぷり。

少し離れたところに牝鹿たちも。鹿って集団でこちらを見るのが不思議。

少し前まで繁殖期で、鳴き声が賑やかだったそうです。
エゾシカはこの後も至る所で見かけました。
 
再びゆったり進むカヌー。動物がいてもいなくても良い時間が流れます。

撮影はできませんでしたが、途中大好きなアカゲラとオオアカゲラのドラミングの音も最高。脳を守るために長い舌を脳に巻き付けているのがすごい。

毎度お楽しみのティータイム。
私はとうきび茶。夫はコーヒー。

パウンドケーキも。

ピンボケしてますが、とうきび茶についてるイラストがかなりかわいい。
北海道では有名な「土倉」というお茶屋さんの、「土熊」ものだそうです。お味もとっても美味しいです。
 
一休みして再び川下り。
お尻が真っ白な牡鹿発見。

さらに進むと、川辺に佇んでいる何かを発見。
オジロワシでした。頭が白っぽいのは高齢なのだとか。




昼過ぎなのに太陽の位置が低いのにびっくり。

木々の間から見える太陽も素敵です。

またも牡鹿。こちらはそんなに体が黒くないので、若いらしいです。警戒心が強そうでした。



子鹿も発見。この季節にしてはかなり小さめで、厳しい冬を乗り切れるか微妙だそうです。たくさん食べて大きくなってほしい。

少しずつ太陽が低くなっていきます。でもまだ午後2時台。

途中でポンチョを借りましたが、いよいよ寒くなってきました。
ちょうど良いタイミングで初日のツアーは終了。
カワセミを何度も観察できたり、ミサゴのホバリングを初めて観たり、初日にして盛りだくさんのツアーでした。

 
釧路市街のホテルに移動する前に、前回初めて行ってはまったモール泉へ移動。
 
シラルトロ湖から見た夕日。

温泉の近くに着く頃にはさらに太陽の位置が低くなっていました。まだ午後3時半…

目的地の味香園に到着。土田さん一押しの温泉施設です。
なかなか渋い感じのお風呂でしたが、泉質は最高でした。

 つづきはこちら↓
道東の旅 2022初冬 その2 - はりぶろぐ

道東の旅 2022初冬 その2 - はりぶろぐ

2日目。北海道を低気圧が通過する予報でしたが、釧路市はうっすら朝焼けも見られました。ホテルからカモメが舞う姿を見て気になったので、近くまで行って見ることに。基本...

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国立新美術館開館15周年記念 李禹煥展

2022-11-06 20:57:43 | 日記
国立新美術館で開催中の李禹煥展に行ってきました。
 
暑さがおさまったら行こうと思いつつ、あっという間に会期終了間際に。
 
散策も兼ねて、信濃町駅で下車して歩きました。
 
緑、黄色、どちらも銀杏らしい形でかわいい。
 
外苑前のいちょう並木も、思っていたより色付いていました。









青山通りから見た、いちょう並木。

散策中に見つけた狸。表情が素敵。




国立新美術館が見えてきました。

いつも地下鉄から直接行っていたので、このゲートから入るのは新鮮。

正面入り口前の作品。「関係項——エスカルゴ」

ぐるっと回ると、影の角度が変わるのも面白い。




 
展示の途中までは撮影禁止でしたが、野外展示以降は撮影可能に。
 
館内の作品は、絵画も彫刻もどちらも素晴らしかったです。






筆を置いてから一気に描く、潔くて美しい。



実際に見ると、最初に絵具が置かれたところの盛り上がりもとてもきれいでした。


最新作のシリーズは、より空白の美しさと、作品を見た後の余韻が心地よく、自然の中にいるような感覚にもなりました。



実際の壁に描かれた、『対話——ウォールペイティング』(no.59)
 
カンヴァスと岩。角度を変えて見ていくと、雰囲気が変わっていくのが面白かったです。


音声ガイドが無料で、内容も素晴らしく、大満足。
この後巡回する兵庫県立美術館にも観に行きたくなりました。
 
 
美術館を出た後は、乗り換えなしで帰るために四ツ谷駅まで歩きました。

途中真っ赤に色付いた葉が目に入ったので、立ち寄ることに。

乃木神社の境内でした。

 
神社を出た後はいくつかの坂を上り下りしながら駅に向かいました。





再び青山通りに。



元赤坂を歩いて進みます。
ハナミズキの実がツヤツヤでした。

落ち葉もきれい。

プラタナスの黄色も鮮やか。


 



黄色く色付いているのは、ゆりのき。



四ツ谷駅に到着。




12000歩を超えて散策したのは久しぶり。
足は疲れましたが、気分は爽快。秋晴れの1日を堪能できた休日でした。
 
 
 
 

 

 
 
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神無月の愛媛

2022-10-19 12:42:00 | 日記

6月に続き、今年2回目の帰省をしました。

 
今回は1泊、愛媛での滞在時間は24時間と短かったため、いつも以上にタイトなスケジュールでしたが、久しぶりに秋の愛媛の景色を堪能できました。
 
4時台の電車は久しぶり。早い時間帯でも意外と人が多いのを思い出しました。
 
出発時の羽田は雨。

雲を抜けた後、眼下に広がる雲がどんどん形を変えていくのが面白くて、眠気が飛んでずっと窓の外を観察していました。



島がたくさん見えてきたら、着陸間近。


母と親戚の治療をするため、祖父母の暮らしていた家に向かいました。
 
銀杏はまだ緑で、銀杏の実がたくさんなっていました。




柚子の木には黄色く色付いた実が。


 
祖父母亡き後、柚子の手入れをしてくれている叔父に聞いたところ、ここしばらくは毎年収穫カゴに120杯分採れていたのだそうです。しかし昨年と今年は2年連続不作なのだとか。
 
柚子の木の近くにはお茶の木。花が咲いていました。

コスモスもあちこちで見られました。


祖父母宅の庭には秋明菊が!



大好きな秋明菊をここで見られるとは。叔父が自宅から持ってきて植えたのが順調に育っているようです。
 
ムラサキシキブの実は大きめで、かなりのツヤツヤ感。


収穫した里芋を洗って乾かしているのを久しぶりに見ました。

こちらは木瓜の実。
カリンかと思っていたのでびっくり。老木の木瓜の枝に生えた苔を少しずつ落としていたら、こんなに立派な実がなったそうです。
 
祖父母の家は感染対策をしながら施術するにはありがたい広さで、爽やかな風が吹き抜ける中でのんびりした気持ちになりました。
 
 
行きは時間に余裕がなかったので素通りしましたが、帰りは車を止めてもらって写真撮影。
上京してから見る機会が少なくなった稲穂。
まだ稲刈りしていないところがあり、しばらく眺めました。




稲穂のすぐ近くには実がびっしり付いたみかんの木。
温州みかんだと思います。
極早生、早生と出回り始めて、今年もいよいよみかんの季節到来です。




コロナ前は母と一緒に、母のお気に入りの寿司屋で食事していましたが、感染対策のためテイクアウト。私は宿泊先のホテルで頂きました。

久しぶりの愛媛のお寿司。おいしかったです。
 
ホテルの窓から下を見ると路面電車。

なかなか見ない角度が新鮮でした。
 
翌朝はリムジンバスで空港へ。
天気が良かったので展望デッキで朝ごはんを食べました。

離陸直後の瀬戸内海は陽を受けてキラキラ。

東京に近づくにつれて雲が多くなりました。




大きな揺れもなく快適なフライトでした。
無事治療院に戻り、これから仕事モードに切り替えてがんばります。



 
 
 
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ちょこっと小平散策

2022-10-09 19:01:36 | 日記

最近運動不足気味だったので、近場を歩くことに。

ゴールを小平のカフェいずん堂に決めて、当初は歩いて行く予定でしたが、気圧の変化の影響かなんとなく頭も体も重たくて、無理しないことに。
鷹の台まで行って歩こうかと思っていましたが、夫が国分寺市のコミュニティバス「ぶんバス」を使って行ってみようと提案してくれました。
北町ルートだと小平市との境目まで行くとのこと。
自宅を出てまずは西国分寺駅方面へ向かいました。
武蔵国分寺公園ではイベント開催中でした。

3連休だからか、多くの人で賑わっていました。
公園を通り抜けてバス停まで歩きます。

西国分寺駅東停留所でぶんバスに乗車。北町ルートはワンボックスカー。このタイプのぶんバスは初めて乗りました。
 
30分ほどで北町パンダ公園停留所に到着。
小さな公園をひと回り。
公園名の通り、パンダがいました。
耳が欠けてたり、塗装が剥がれたり、年季が入った感じですが、素敵です。

向かい側には亀も。


百日紅の花と実。


公園を出ると、つやつやした感じの柿の実が色づき始めていました。


住宅街を抜けて玉川上水沿いへ。

地面が乾き切っていないので、植物と土の香りをしっかり感じました。

途中小さな公園もありました。

しばらく歩いて、いずん堂に到着。

ちょうど席が空いていてラッキー。私たちが入店した後すぐに満席になりました。
期間限定のすだちそうめんの人気がすごいです。
 
いつ来ても店内が素敵で見入ってしまいます。


夫はキッシュ、私はすだちそうめんを注文。
ひらたけとベーコンのキッシュ。少し味見させてもらったら、サクサクの生地とひらたけの旨みがたまらないおいしさでした。

すだちそうめん、今年はこれで2回目。

すだちもそうめんも出汁もおいしすぎる。
 
食後のおやつ。
夫はプリン。昔ながらのプリンらしい姿。味見したら卵の味が濃厚でした。

私はウィーンチーズケーキ。チーズの風味がしっかりしていて、サブレと一緒に食べると食感も楽しめておいしかったです。

いつもはコーヒーですが、今回はブレンドティーを初めて注文。鉄瓶で提供してくださったので、3杯目まで温かいまま飲めて嬉しかったです。


帰りは鷹の台駅から電車で帰ることに。
再び玉川上水沿いを歩きます。
少し前に来た時は彼岸花があちこちに咲いていたのですが、その姿はもうなく、代わりにガマズミの赤い実が楽しめました。

時々見かける犬。

こっち向いてくれないかなぁと思っていたら急に向いてくれました。


8000歩ほどの散策でしたが、重かった頭がすっきりして体も軽くなりました。
 
 
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今年もヤギ三昧

2022-09-04 20:23:43 | 日記
昨年に続き、今年もご近所にレンタルヤギさんが除草のお仕事に来ています。
今回は3匹。お母さんヤギ1匹と、その子ヤギ2匹です。ララ、リリ、ルル、と、名前も可愛い。
 
いつでも見に来てくださいね、という優しい言葉に甘えて、今日で3回目の訪問。
 
新しい環境にもすっかり慣れた様子で、草や葉を食べていました。
 
ちょうどヤギに詳しい庭師の方が来られていて、押し麦が大好物という情報を聞き、分けてもらいました。
手のひらに乗せて差し出したらものすごい勢いで駆け寄ってきて、3匹ともに上目遣いされてたまらない可愛さでした。
ただ催促の圧が凄くて、あっという間に押し麦がなくなりました。
 




 
まだ物足りない、といった感じでしたが、ひとまず納得はしてくれたような表情。

なぜか急に階段の上り下りをし始める子ヤギ(白がリリちゃん、黒がルルちゃん)たち。

駆け上がってきて見つめられました。

お母さんヤギ(ララちゃん)は、庭の植物ではなく好物の干草をずっと食んでいました。

庭師さんから、押し麦以上に大好物の豆科の牧草が置いてある場所を聞き、与えすぎると太るということでちょこっとだけ容器の中に置いたら、凄まじい食べっぷりでした。
催促されないうちに袋を片付けていたら、爪音が。振り返るとヤギたちが集結。
もうないよとアピールしたのが伝わったかどうかは定かでないですが、再び牧草を食べ始めました。
 
初めて会いに来た時に一番警戒心が強かったルルちゃんは、押し麦効果かツノをすり寄せてくれて嬉しかったです。


 

干草がほぼなくなったので、ようやく庭の除草開始。

リリちゃんも食べ始めました。

庭は広いのに、なぜか2匹でくっついて同じエリアの草を食べています。



時々小競り合いしていましたが、おおむね穏やかでほのぼのする光景でした。

ふと見るとルルちゃんが後ろ足で立っていました。

リリちゃんは斜度のある庭石にどうにか座り込みましたが、少しずつ滑って、

石から落ちるとすぐに草を食べていました。

よく猫は失敗を誤魔化すために顔を洗ったりしますが、これもそのような感じなのでしょうか?
 
除草のお仕事が順調になってきた様子。

真正面から見ると微笑んでいるように見えます。

最後は3匹揃って草食んでいる姿を見られました。

門を出て帰ろうとしたら、上からお見送りしてくれました。

お仕事の進み具合にもよりますが、来週末もいたらまた会いに行きたいと思います。


 
 
 
 
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楽しむ日々

2022-08-28 18:41:16 | 日記

2年8ヶ月ぶりに師匠にお会いしました。

毎年8月は師匠の誕生月。これまでは弟子一同でお祝いの場を設けていましたが、一昨年、昨年とその機会が持てませんでした。

数えでは昨年が喜寿でしたが、今年は満年齢での喜寿をお祝いしたく、ご自宅にお伺いして弟子有志からのお花を渡しました。

 

師匠の近況を伺うと、コロナ禍にも影響を受けず以前にも増してご活躍の様子。

日々の臨床だけではなく、鍼灸学校での講義も益々充実しているようで、もう一度学生として講義を受けてみたい!と心の中でつぶやきながらお話に耳を傾けていました。

お話の中で師匠が何度かおっしゃった言葉は、「楽しんで」でした。難しい症例に対しても、学生にどう技術を伝えるかも、様々な工夫を考えるのも実際にやるのも「楽しんで」されているとのこと。

特に治療をする上では、真剣に向き合うほどに楽しむといった感覚とは離れていきがちですが、治療する側が「楽しんで」日々学び鍛錬していくことが、患者さんのためにできることでもあるのだと気付かされました。

 

短い時間ではありましたが、直接師匠にお会いできることがとにかく嬉しく、幸せなひと時を過ごせました。

 


 
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日本民藝館 「沖縄の美」展

2022-08-07 18:28:08 | 日記
久しぶりに日本民藝館へ。
沖縄復帰50年記念「沖縄の美」展が開催中です。
 
入り口付近には芙蓉の花。

蓮の花は終わっていましたが、葉を見るだけでも清々しい気持ちになりました。
 
館内は1カ所を除き撮影禁止のため、印刷物の写真を。
 
芭蕉布、紅型、陶器。どれもおおらかさを感じる素晴らしい展示ばかりでした。
泡盛を入れる大きな亀や酒器が特に面白く、花器としても使いたくなるような日用品の美を感じました。
中でもこの朱塗りの酒器は可愛くて、じーっくり眺めました。


この石獅子のみ撮影可能でした。



他にも様々なお顔の獅子がいて、思わず笑顔になってしまう可愛らしさがあるものがほとんどでした。
 
 
思ったよりも日差しが強く、カフェで一休みすることに。

1年以上ぶりに氷入りの飲み物を注文。大抵は氷を抜いてもらうのですが、なんとなく言い出しづらく。
夫は抹茶ラテ。私はほうじ茶ラテ。どちらも優しい味わいで、店内も心地よい空間で、短時間でもしっかり癒されました。
 
帰りは駒場野公園を通り抜けて駅まで戻りました。

門扉のデザインが素敵。

東京都心には思いの外緑が多くて、見るたびに新鮮な気持ちになります。
蝉の声が響き渡る公園内。

蝉の抜け殻があちこちにあり、一度にこんなにたくさん見たのは初めてでした。



暑すぎると蝉は鳴けなくなるそう。地上に出てからの僅かな時間を最大限活かせるように、これ以上酷暑が続かないことを願います。
 
帰宅後は、久々の加藤けんぴ店さんの夏野菜ところてんをいただきました。

以前イートイン営業されていた頃によく食べた一品。吉野葛を使った手作りのところてん、本当においしかったです。
この週末は臨時営業されましたが、再び夏季休暇に入られます。
営業再開される9月が楽しみです。
 

 

 
 
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久しぶりの帰省

2022-06-20 21:48:24 | 日記

コロナ禍になって初めて帰省しました。


そろそろ帰省しようかと考えていたところ、母が怪我をしたので、急遽決めた帰省でした。
 
仕事終わりに移動したので、ホテルに直行。
翌朝近くを散策しました。
 
愛媛県庁はクラシックで素敵な建物。

松山城のお堀の周りの木々は青々としていました。

松山城。

松山城二の丸庭園には、スズメやムクドリがたくさんいました。

旧愛媛県立美術館。
高校の時の展示などでお世話になった、懐かしい場所です。

近くにはクチナシの花が咲いていて、良い香りが漂っていました。


美術館の向かいにはNHK松山放送局。

お堀からは松山市役所も見えます。役所がコンパクトに集まっているので、便利な街だと思います。

カワウもいました。

白鳥にも会えました。

じっと見ているとこちらに泳いで近づいてくれました。



餌をあげている人がいるのでしょうね。
 
 
お堀に沿って路面電車が走っていました。

左側の新型車両は初めて見ました。
見慣れたこちらの形の方が好きかな。


銀天街には「3密せん!けん!」の垂れ幕。

愛媛の方言、伊予弁では語尾に「けん」がつくことが多いのです。
 
 
散歩の後、レンタカーを借りて移動。せっかくなので札所にも行きました。
53番円明寺。



住宅街の中にあっても違和感なく、落ち着いた雰囲気です。

境内。

仏足石のデザインがとてもかわいい。


続いて近くにある52番太山寺へ。
駐車場ではタイサンボクの大きな花が。

参道は割と急な上り坂。

蒸し暑い中坂を登るのはきつかったですが、小さな白い花や紫陽花を見ながら歩くのは楽しい。



本堂への入り口は急な階段。
 

ゆっくり登り切ると、
鎌倉時代から残っている古い門と本堂がありました。

摩尼車。

仏足石。

駐車場へ戻る道は下り坂なので足取りは軽やか。


太山寺からほど近い、梅津寺へ。

最後に来たのは25年以上前。きれいになっていてびっくり。

子どもの頃は遊園地があり、何度か遊びに来ていました。
 
穏やかな海。

ボートの練習する光景も見れました。

うちあげられた海藻。懐かしい感じ。

海水浴、釣り、それぞれの楽しみ方をされているようでした。



オレンジ色の車両はやっぱり可愛いです。

隣接しているみきゃんパークでひと休み。

暑すぎたので普段控えている冷たいものを。

海を見ながらゆっくり食べて、味わいました。
 
 
その後は祖父母が暮らしていた家に移動して、母と親戚の治療をしました。
 
その間別行動していた夫は、銚子滝と銚子ダムを堪能していたようです。








治療の後は、ずっと祖母宅に預かってもらっていた焼き物を、東京に送るために梱包作業をしました。
思いの外たくさんあったので大きな箱3個分になりましたが、花器に使えそうなものもあるので、今後どんどん使っていきたいと思います。
 
夕方、ホテル近くで晩御飯。松山の名店「みゅんへん」に30年ぶりに行きました。
子供の頃、特別な時に連れて行ってもらい、看板メニューの大きな唐揚げを食べるのが大好きでした。
昔と変わらないおいしさに大満足。大人になった今、唐揚げとビールを一緒に楽しめたのも良かったです。
 
 
翌朝、近くの定食屋で朝ご飯を食べるために移動。
美しい色合いの紫陽花。

うどんとおにぎりのセットで400円。うどんの出汁は馴染みのある優しい味わい。ホッとしました。

地元の信用金庫のロゴマーク。住んでいた頃はなんとも思わなかったけれど、かわいいです。


ハードスケジュールだったのでなかなかの疲れを味わいましたが、久しぶりに帰省できて良かったとしみじみ感じました。
 
 
 
 
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開院11周年を迎えて

2022-06-02 14:56:00 | 日記
本日6月2日で開院11周年を迎えました。

玄関先の紫々紫(シジムラサキ)は今年に入りぐんぐん成長。斑入りの葉が涼やかです。
昨年と比べて花芽も多く、この後の変化が楽しみです。




この1年は年齢的にこれまでにない体調の変化を感じるようになり、まず私自身が体調を調え維持することが大切だと改めて感じました。そこで以前よりも休診日を増やし、これまで以上に良い状態で施術できているような気がしています。

私は体質的に気や血の巡りが滞りやすく、気圧の影響も受けやすいので、体調に波がでがちです。鍼灸師としてもっと気力体力が充実していればと悩んだこともありましたが、最近はこの体質で良かったと思うようになりました。
同じような悩みを持つ方の気持ちが分かりやすいですし、自分の身体で治療法や養生の仕方を試せるからです。

これからもより良い治療ができるように日々努力と工夫を重ねていきたいと思います。


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