桜色一色から、みずみずしい新緑を楽しめる季節へと移ろう週末、上野と銀座に出かけました。
まずは上野へ。
曇り空で風が強い天候にも関わらず、葉桜の下でもお花見をしている人たちがたくさんいました。
銀杏の若芽。当然のことながらしっかり銀杏の葉の形になっています。
国立科学博物館では「大哺乳類展2」が開催中。
ミナミゾウアザラシの骨格標本。
その大きさにかなり驚きました。
骨格標本がメインではありますが、剥製もたくさん展示されていました。
アザラシ、アシカ、セイウチ、トド。最近その違いが少しずつ分かるようになってきました。
マレーバクの親子
子供達が興奮気味に真剣に展示を見ている姿があちこちで見られました。
それぞれの動物の動きが映像で細かく解説されていたり、骨や剥製を実際に触れたり、大人も五感をフル活用させて楽しめる内容だったと思います。
最後のブースに、昨年由比ガ浜に漂着した生後数カ月のシロナガスクジラの展示がありました。
このシロナガスクジラの死因とは直接関係はなかったそうですが、胃の中から発見されたナイロンやプラスチックも展示されており、改めて環境問題の深刻さを考えさせられました。
地球館へ移動する通路のところに、桜草が何種類か展示されていました。
博物館って本当に展示品が多いので、来るたびにどこを見ようか考えます。
今回は久しぶりに銅人形と鍼道具のあるフロアを見て帰りました。
博物館を出てすぐのところに、遅咲きの八重桜が。
モミジの赤と緑のコントラストが曇り空でも映えていました。
上野から銀座へ。
ギャラリーカメリアにて、梶浦聖子さんの個展が開催中です。
建物まで来て、数年前にも別の個展を観に来たことを思い出しました。この建物の雰囲気、大好きです。
エレベーターは手動で。
窓の木枠の塗装の色もいい感じ。
梶浦聖子個展「山を脱ぐ、私を編む」で展示中の作品。
窓から差し込む光が作る影も作品の一部のような印象。晴れてる日はまた違って見えるのでしょうね。
これまでみた展示の中では作品数は少なめに感じましたが、一つ一つの存在感が際立っていて素晴らしかったです。
今回は銀座と川越とで共同開催とのこと、4月19日からは川越のruriroでの展示が始まるので、そちらも観に行く予定です。
上野も銀座も楽しかったけれど、久しぶりの都心の人の多さには疲れました。
国分寺にもどってくると、ほっとします。