1990年代頃から、ガン発症のメカニズムが徐々に判明し、治療 方法も選択幅が広がってきています。かっては◎手術、◎放射線、 ◎抗がん剤、などで病原細胞を攻撃破壊し何とか死滅させようと する。人や動物には夫々自己治癒力が備わっていて、体内に 異物が侵入してくると免疫力と言う抵抗勢力が稼動し、一大バトル を演じます。所謂、副作用でこの免疫機能を機能不全にして根治 に導くという方法です。よく食中毒などで話題になる、院内感染で 多数の方が亡くなったなどのニュ-スに、どんな衛生完備が施され ているのか、唯、疑問に思うだけでした。ところが、いろんな資料を 目にしたとき、投薬の効果を上げるために免疫力を抑制することが あるとの治療方法に、なぜか多大な疑問を持ちました。抵抗力の 弱った人は、いとも簡単に感染するはずと思います。身の回りには、 何百種類の細菌や病原菌が飛散し、抵抗力が弱ると、瞬く間、 感染することは解明されていることです。つい最近、カンニング竹山 という漫才コンビの相棒が、免疫機能低下による治療方法で完治、 退院するも何ヶ月も経たないうちに肺炎を併発亡くなったとの記事に、 唯唯、懐疑的に成るばかりです。このように、何らかの要因が複雑 に関わって免疫力が弱体化したとき、がん細胞増殖を阻止できなく なり発症するとの見解が、主流になりつつあるようです。
がん発症に多大な影響を及ぼす要件に下記のことが推察され ます。
- 食事のアンバラス(五代栄養素のバランス)
- 職場や移住地の環境(知らずにアスベストの浮遊物を 永年吸い続けたなど)
- 喫煙(自己責任・他人転嫁)
- 過度の飲酒(膵臓・肝臓などの疲弊)
- 頑張りすぎによる過度の負荷
- 精神的ストレス(体質格差)・・・・・・など等
上記とそのほか諸々な原因が重なり合って、各自の免疫力低下 が病気発症へ移行するようです。その様な中で自然治癒力を司る、 白血球の行動規範を観察し、健康体時の白血球バランスにどう すれば近づけることが出来るか、これが阿保理論の免疫療法で ある。西洋医学の父といわれる、約2、400年位前に活躍した、 ヒポクラテスの倫理を根底に、免疫療法を取り入れた、人に優しい 医術を西洋と東洋を融合して実践している、医療機関が現れました。