新しく細い根を飲みす
そろそろ庭の植物も冬越しの準備を始める季節
になりました。夏の間、旺盛に茎や葉を伸ばし、美 しい花を見せてくれた宿根層の、最後の手入れの
シ-ズンです。大きく育った株は、植え替えか株 分けをするとよいでしょう。そのままにしておくと、 来年の育ちや花つきが悪くなるので、新しい場所
で元気よく育てたいものです。また、伸び放題に なってしまった株があれば、枝を整えてあげたい ものです。今回はラベンダ-など木本類の植え替えについて説明します。
まず、新芽を残して、古い枝は根元から15㌢くらいのところで、
すべて切ります。次に根を傷つけないように、株の周りを大きく掘り
起こします。根の状態をよく見て、太く古い根を剪定ばさみで切り捨て
ます。新しい、細い根を残します。一抱えもある株を、片手で持てる
程度の大きさまで切り詰めても大丈夫です。植え替えはやや深めに。
たっぷりと水を与え、その後の手入れの必要はありません。このよう
にして株の更新を図ることで、来年以降、再びいきいきと茎や葉を伸
ばしてくれます。植え替えは数年に一回のサイクルで行います。
(花新聞ほっかいどう)
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