北国に居住している者たちにとって、春の雪囲いを外す作業は、 鬱積していた感情が、新芽に木々が色好き始め、里山やその遠方 に連なる山々に、残雪がいまだあっても、日々訪れる陽光の強さ や、戸外での躍動的な行動に思いを馳せ、心を高揚させながら取 り組む作業は、時が過ぎるのを忘れさせてくれます。その後すぐに 訪れる、ほとんど同時期に咲く、梅と桜の競演は短い北国の春の 象徴です。さて半年間の戸外での活動に、猫の額ほどの面積の 庭ではあっても、日々楽しませてくれた、何本かの木々を、近々 覆いかぶさる雪の脅威から守るべき、晩秋から初冬にかけ、例年 雪囲いをします。日頃の感謝と来年の期待を込めて、葉や草の手 入れは、神さんがし、日頃余り手出しをしない男どもも、竹や木枠 を縄などで組み、存在感をあちこちで示していました。そんな昨日 の日曜日の半日は、戸外での作業には最高の穏やかな日和で、 心和む至福のひと時を土と親しみ、すごすことが出来ました。
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