イヤシロッチとけがれっち
天の恵みと地の恵み、両方兼ね備えた肥沃な土地が自然界には存在する。
この地域は、神の愛により繁栄が約束されているといわれています。古代大和の民は、このような地域を“イヤシロッチ”と呼んでいたといいます。反対に不毛の地帯を“けがれっち”と呼びこの地での生活を毛嫌いしていたようです。
地形や環境汚染、また埋蔵している物質により生物に与える影響に問題を含んでいたと考えられます。
一方、肥沃な土地での開墾は植物の生育を育み人々に多大な恵みをもたらす。だがこの地での食物の育成も二、三年で終焉を迎える。イヤシロッチのパワーも、利にかなった継続的な恵みを得るための正しい育成を怠ると瞬く間にけがれっち化してしまうことを学びました。
科学的な分析に乗っ取って、大量に早急に富を得る短絡的な方法を追求した結果なのです。
過酷だと考察した労力を緩和すべき方法論が、共存が前提の善玉微生物の駆逐に走りけがれっち化の加速を招いた。
賢い国民は、生き抜く力を与えてくれる癒しの地の存在を知ることとなりました。長い年月育まれたかの地をパワースポットとして尊重し、祖先からの習慣をより堅調に敬う風潮は大事にしたいものです。
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