゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

発信2008<写真の町・東川㊥>

2008-10-18 17:31:00 | ほっかいどう関連情報

15年目の「甲子園」 歓迎 町民にも機運高まる

100_0954 辺りは一面、緑色の田んぼ。自家用に植えたト                              ウモロコシの間をネコが散歩し、ニワトリやニジ                              マスも飼われている。「こんなのんびりした景色                              を見たら、都会の子は驚くだろうね」。上川管内                              東川町の農業大城進さん(49)今年、「写真甲                              子園」本選に出場する千葉県立柏高の女子高                              生3人と教諭のホ-ムステイを受け入れる。例年4日間の本戦会期                 中、生徒たちは町内の宿泊施設に泊まって共同制作するが、今年は                 初めて一泊のホ-ムステイを導入。大城さんと妻美千子さん(47)                              は「受け入れた学校が優勝したらうれしいよね」と、今から歓迎気分                             に浸かっている。東川町が写真甲子園を始めたのは1994年。それ                             に先立ち、85年に札幌の企画会社の提言を受け、「写真の町」を宣                             言した。手始めに国内外の写真家に贈る東川賞を創設、「フォト・フェ                             スタ」などイベントを開いた。だが「ちょっとにぎやかだなという程度」                             (大城さん)で、町民には親しみがなかった。90年代初めには、町と                             縁のない写真家へ賞金を出すことに疑問の声も出た。それへの答え                             として、町は小学校の授業で写真を教え、町民写真展を開くなど地                              元に根ざした取り組みに路線を修正し、写真甲子園もその延長上で                             発案された。5年前からは、写真事業の企画・運営を、町と町民有志                             約30人でつくる企画委員が主体的に行い、約3百人の町民ポラン                              ティアが支える体制ができた。今年手掛けるホ-ムステイも、それま                             で疎遠だった町民を巻き込も試みだ。企画委員の建設会社社長小岩                                 昭市さん(52)は「頑張っている高校生と触れ合うことで写真甲子園                             の魅力を実感できる」という。町内の農業仲原明美さん(50)も、4年                             前からボランティアとして働き、緊張感や感激を共有できるのがうれ                             しい」とすっかりファンになった。トマトや豆腐など東川産の食べ物を                             味わってもらうことも楽しみにしている。若者たちのエネルギ-の余                             熱が、町民にも浸透してきたようだ。

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