来春に備え剪定必要
南国の太陽のような明るさを放つハイビスカス。 そんな美しい花が咲き終わったあとこそ、管理が 必要です。徒長枝が伸び放題となるため、樹形 が乱れがち。花を終えたものから順次剪定し、来 春の開花期に備えましょう。ハイビスカスは、ア オイ科ヒヒ゛スクス属の常緑低木です。中国やイ ンドなど暑い地域が原産のため、沖縄や奄美大 島では地植えできますが、道内では鉢花として 愛好者が増えています。もちろん四季咲き性の ため、日当たりと適正温度(最低13~15度以上)に気を配れば、 常時成育し、断続的に花をつけます。ただし、開花を続けた株は新 梢がまのびして花つきが悪くなります。花数が多くつく、新しい枝を 出すためには、きちんと剪定を行う必要があります。まだ栽培して 1、2年の株は徒長枝の基部から2、3節を残して切り戻します。長 年栽培した株は、古枝部分をすべて切り詰めます。剪定後、新芽の 伸び始めに、わい化剤(成育抑制剤)を散布すると、コンパクトに育 てることができます。施肥は冬季から早春にかけて、薄く与えましょ う。また株が肥大しているにもかかわらず植え替え作業が遅れたも のは、大きな鉢に替えて、急場をしのぎます。(花新聞ほっかいどう)
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