曽根 圭介 著 「鼻」を読みました。
人間たちは、テングとブタに二分されている。
鼻を持つテングはブタに迫害され、殺され続けている。
外科医の「私」は、テングたちを救うべく、違法とされるブタへの転換手術を決意する。
一方、自己臭症に悩む刑事の「俺」は、二人の少女の行方不明事件を捜査している。
そのさなか、因縁の男と再会することになるが…。
「暴落」、「受難」、表題作「鼻」を含む三作からなる短編集です。
表題作の「鼻」は第14回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しました。
どれもホラーという程怖くはありませんが、それぞれに独特の雰囲気のある作品ばかり。
世にも奇妙な物語と云った感じですが、その全部が後味が悪い・・・。
それでも、先が気になって読まずにはいられない!!
短編なのでさくっと読めます。
この小説の満足度:☆☆☆☆
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