富樫倫太郎 著 「神威の矢- 土方歳三 蝦夷討伐奇譚」を読みました。
時は幕末。
元新選組副長・土方歳三ら旧幕府軍は、明治新政府軍に追われるようにして、開陽丸で北へ向かった。
だが、同じ船上には、動乱に乗じて日本に神の王国を建国しようと企むフリーメーソンの姿が…。
一方、アイヌの青年・タリコナは、和人により登別に囚われている許嫁を救うべく、決死の救出劇を試みるが―。
ドラゴンの復活に執念を燃やす、西洋の怪人サン・ジェルマン。
その強大な野望を阻止すべく、榎本武揚ら蝦夷政府軍と、和人の悪行に抵抗するアイヌの勇士、そして古の魔物を封印し続けてきた陰陽師が、力を合わせて立ち向かう―。
幕末戊辰戦争の土方歳三の北海道ものの三部作です。
と云いながら、他の二作はまだ読んでいません。
軍配者シリーズが面白かったので読んでみました。
予想していた本格的な時代物とはまったく違った怪奇フィクション小説でした。
オオカミ男やゾンビ、フリーメイソンに陰陽師、ソロモンやらシバの女王も出てきて・・・
幕末の北海道を舞台に奇想天外な闘いが繰り広げられる!
そこそこ面白かったですが、軍配者シリーズと比べると・・・
なんだかな~と云う感じでした!
この小説の満足度:☆☆☆