今年のおもちゃ病院5回目の勤務。
最初の患者さんはこちらの目覚まし時計です。
時計の針は動きませんが、底面に車輪が付いていて動く様になっています。
修理依頼はその車輪が全く動かないと云う事です。
確かに新しい電池を入れて、何度かスイッチを入り切りしても動きません。
カバーを外して中を確認します。
モーター端子に直接電池を繋ぐと・・・ちゃんと動きます。
スイッチの端子とモーター間で繋いでみてもちゃんと動きました。
これは電池収納部の端子の劣化か?
再度モーター部の端子を調べると、配線のハンダが取れ掛かっていました。
あ〜、ここの接触不良かも・・・そこのハンダを付け直して・・・
念の為、電池収納部の端子もサンドペーパーで磨きます。
こうして、再び電池を入れてスイッチをONにすると・・・
車輪が動きました!同時に上のベルを連打します! お〜、やったね!
このおもちゃは野村トーイの「チャンピオン チクタクバンバン」と云うそうです。
1980年代のおもちゃでタテ4マス、ヨコ4マスの枠に配置されている15枚の線路プレートを動かして、進み続ける目覚まし時計を常に動き続けられるようにするスライディング・パズル・ゲームだそうです。
昭和レトロなおもちゃを復活させる事が出来て良かった!
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