「ゴジラ-1.0」を観てきました。
第二次世界大戦末期の日本。特攻隊員「敷島」は特攻前に死ぬのが怖くなり、守衛隊基地に着陸する。その日の夜、怪物「ゴジラ」が襲撃する。なんとか生き延びた敷島は日本に生還するも両親を失い、焼け野原で赤ん坊を抱えて一人強く生きる女性、大石典子に出会う。生き延びた人々が日本復興を目指すなか、追い打ちをかけるかのようにゴジラが出現する・・・
今年のアカデミー賞にノミネートされるなど、なかなか評判の高い作品と云う事で、遅ればせながら観に行きました。
封切りからかなり経っていますが観客席はそこそこ埋まっていました。
これまでの単なる怪獣映画とは違い、終戦直後の時代を背景にした人間ドラマが描かれています。
復興を目指す日本に出現したゴジラは容赦なく破壊と殺戮を繰り返します。
人間への殺意に満ち溢れた表情は恐ろしいくらいです。
流石にアカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされているだけは有ります。
米国や政府が政治的に動けない中、民間人による有志が集いこの危機的な状況に向かっていく・・・
そこには戦争を生き抜いた昭和の人間の強さを感じさせます。
果たして、彼等はゴジラを倒す事が出来るのか・・・
これまでの“ゴジラ”シリーズにはない、感動と涙が有りました!
「ALWAYS 三丁目の夕日」や「永遠の0」を制作した山崎貴監督の手腕に拍手です!!
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