伊集院 静 著 「羊の目」を読みました。
夜鷹の女に産み落とされ、浅草の侠客・浜嶋辰三に育てられた神崎武美は、辰三をただひとりの親とあがめ、生涯の忠誠を誓う。
親の望むがままに敵を葬り、闇社会を震撼させる暗殺者となった武美に、神は、キリストは、救いの手をさしのべるのか―。
伊集院作品を読むのは本作が初めてです。
昭和の始め、夜鷹が産んだ一人の男児が戦前から戦後、そして現代まで侠客として苛烈に駆け抜けた壮絶な人生が描かれています。
彼は浅草の侠客、浜嶋辰三の下で育てられ、次第に日本の裏社会を代表する存在となっていく・・・。
羊の目をしながら群れからはぐれ、親のために我がを身体を張り、一匹の獅子の如く修羅の世界に身を投じる。
たとえ親から裏切られていようとも・・・。
武美の真っ直ぐな生き様には読んでいて胸が苦しくなります!
いや~、なかなか面白かった!!
この小説の満足度:☆☆☆☆
今週2月5日から『TOUCH/タッチ』のシーズン2(Vol.7~13)がレンタル開始されました。
先週でシーズン1(Vol.1~6)を観終わったHさん。
すっかり『TOUCH/タッチ』のファンになってしまいました!
人と人との繋がりを描いた本作は毎回驚きと感動があります。
キーファー主演の『24』も面白かったですが、Hさん的にはこちらの方が好きかも!
シーズン2は舞台がニューヨークからロサンゼルスに変わって、これまでの謎が明らかになっていくそうです。
前シーズン以上の急展開とスリルを期待します!!
ソチ五輪も始まるし、何かと忙しいな~!!
曽根 圭介 著 「鼻」を読みました。
人間たちは、テングとブタに二分されている。
鼻を持つテングはブタに迫害され、殺され続けている。
外科医の「私」は、テングたちを救うべく、違法とされるブタへの転換手術を決意する。
一方、自己臭症に悩む刑事の「俺」は、二人の少女の行方不明事件を捜査している。
そのさなか、因縁の男と再会することになるが…。
「暴落」、「受難」、表題作「鼻」を含む三作からなる短編集です。
表題作の「鼻」は第14回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しました。
どれもホラーという程怖くはありませんが、それぞれに独特の雰囲気のある作品ばかり。
世にも奇妙な物語と云った感じですが、その全部が後味が悪い・・・。
それでも、先が気になって読まずにはいられない!!
短編なのでさくっと読めます。
この小説の満足度:☆☆☆☆
一昨年まで一緒に仕事をしていた事務員のSさんが久々に助っ人にやってきてくれました。
その仕事も無事に終了して、皆で食事に行く事に・・・。
肉が食べたいとのご要望で向かった先は渋谷駅から青山方面に歩いて10分
青山学院の近くにある松坂牛専門焼肉店『つる屋』です。
角地にあるお店の外観は大きなガラス窓がついていて小じゃれた感じです。
店内も、オシャレで清潔感があります。
何やら表彰楯もたくさん飾られていますね~!!
まずは、焼肉を始める前にキムチ、ナムルを注文。 このキムチが旨い~!! ビールに合うな~!!
そしてこちらは松坂牛のモツ煮込み!
モツが口の中であっと言う間にとろけちゃいました~!!
ん~! 流石は松坂牛! これまでHさんが食べていたモツと全然違うな~!!
そして、やってきました! 松坂牛!!
肩ロースに・・・
カルビ~!!
お~!! 何と云う霜降りだ~!!
テーブル板を浅めにくり貫いたところに炭が山積まれていて、ちょっと凸型に膨らんだ網を置いて、肉を焼きます。
テーブルと焼き面がフラットで食べやすいね~!! これは旨いわ~!!
お次は、タンの登場です!!
こちらは岩塩を砕いた塩で戴きます! 肉の旨味が引き立つな~!!
さらに、モツ焼きに・・・
レバーも!!
このレバーもアッサリとしていて、普段食べているねっとりとした食感のレバーとは全然別物でした!!
さて、さて、お肉を堪能した後はそろそろ〆に行きますか~!!
まず、〆に頼んだのは・・・
松坂牛100%のカレーです!!
いい香りです! そして、肉がとろける~!!
おっと! こちらは松坂牛の牛丼です!!
某チェーン店の牛丼とは全く違いますね~!! これは牛丼と云うより焼肉丼でしょう~!!
ん~!! これも旨いわ~!!
最後のデザートはマンゴーシャーベットでお口の中もサッパリです!!
いやいや、思わぬ贅沢な夕食でした!!