きままなドライブと写真、そして映画

晴れの日はドライブ・写真、雨の日は映画、曇りの日は・・・迷う

菊池渓谷・・・

2020-08-24 14:02:15 | Weblog

故郷福岡に戻って、最も写真を撮りに行きたかったのが菊池渓谷の光芒である。
菊池渓谷は、福岡支店勤務時代に何回か行ったことがある。
最後に行ったのは、東京勤務時代、子供を連れて帰省した時、母、妹、義父母とわが四人家族、計八人で一泊二日の旅行をした時だ。
いずれも、写真撮影目的でなく、単なる観光で、当時は早朝に光芒が出ることなど話題になったことすらなかった。

今は、菊池渓谷の早朝に出る光芒はかなり有名で、光芒大好き人間の僕としては、福岡に帰ったら真っ先に撮りに行きたいと思っていた。
しかし、母がいる介護施設に毎日通うという、妹との約束事で遠出ができず、ずっと行けなかった。
新型コロナで、母がいる介護施設が面会禁止となり、遠出ができるようにはなった。
とはいえ、福岡県の感染者が急増するなかで、不要不急の外出で、県境を越えて熊本県まで出張るのは後ろめたい。
しかも、菊池渓谷の光芒はカメラマンには大人気のスポットなので、「密」になる可能性が高い。
実際、インターネットで調べると、新型コロナにかかわらず大勢のカメラマンが菊池渓谷を訪れているようだ。

今年ではないが、菊池渓谷の光芒撮影の様子はこんな感じ。

                          

インターネットで調べると、これは最前列で撮っている人達で、この後ろで撮っている一群の人達がいる。
後ろで撮っている人達は、最前列の人達を構図の中に入れて撮るしかなく、そういう写真がインターネットにたくさん出てくる。
構図的には、後ろの人達の位置からの方が、光芒の広がり感があっていいと思うが、最前列の人達が写りこんでしまう。

大勢のカメラマンがやってきて、感動的な光景ではありながら、みんな同じような写真を撮っていることがわかると、なんとなく行く気が失せてきた。


とはいえ、長い間、写真撮影とドライブが僕の気晴らし、気分転換だったわけだし、片道二時間以上のドライブはしばらくやってないので、とりあえずは行ってみよう。
光芒撮影の最適時期は七月下旬から八月中旬とされており、八月下旬の平日だったら、「密」はないのではないか。
光芒が出なくても、渓谷の美しいところが撮影できるのではないか。
渓流や滝の撮影では長靴を履いている人が多いが、いかにも本格派ぶった感じに抵抗感があって、長靴は持ってなかった。

しかし、菊池渓谷の光芒撮影では長靴が必須であるらしいので、急遽購入した。

行くと決めた日の前日の夕方、突然、車に異変を生じた。
スバルが誇るアイサイト(障害物察知停車機能、クルーズコントロール等)が機能しなくなった。
マフラーに付いているセンサーが経年劣化で取り換える必要があり、取り換えは数日後で、それまでアイサイトの機能は停止したままとなるが、走行には支障ないとのこと。
しかし、いくつもの警告表示が出た状態のメーター盤を見ながらロング・ドライブしても楽しくない。
ということで、結局、行くのを断念。

最後に菊池渓谷を訪れた平成元年(1989年)のビデオテープの画像から。










わが娘も、今は小学生の息子二人を持つ母親だ。


コメント
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