わが映画コレクションから「ホテル・ルワンダ」を見た。
ルワンダの実権を握るフツ族の軍隊と民兵が、植民地時代の遺恨でツチ族の虐殺を始めた時、ホテル・ルワンダの支配人でフツ族のルセサバギナ氏が多くのツチ族をホテルに匿い、幾多の絶望的とも思える危機を乗り越え、人命を救った実話を映画化したものだ。
英雄と称えられたルセサバギナ氏は家族とともに亡命し、現政権を批判し続けていたが、今月、ルワンダでテロ容疑で逮捕された。
家族は自らの意思でルワンダに戻ることはありえないと言っており、逮捕の経緯は謎に包まれている。
映画「ホテル・ルワンダ」はもともと日本での上映予定はなかったが、有志の署名活動で日本での上映にこぎつけた経緯がある。