那珂川沿いの遊歩道はあまり日陰がないので、夏場は高速道路の高架下の歩道を日陰になる時間帯を選んで歩いていた。
今もまだ歩くうちに汗が噴き出す状況ながら、わずかに気温が下がってきているので、久しぶりに那珂川沿いの遊歩道を歩いてみた。
カワセミの恋の季節である四月以降、X,、Y、Zの各地点とも、カワセミの姿がぷっつりと消えたままだった。
Z地点で、キキキキというカワセミの鳴き声と共に水面の上を這うように飛ぶカワセミの姿を見かけた。
Y地点ではカワセミの姿はなく、しかし、なんとカワセミがお気に入りだった小ぶりの木が三本とも伐採されていた!!!
雑草除去のついでに伐採されたようだが、なぜ伐採する必要があったのか、必然性が理解できない。
X地点でもカワセミが水面の上を飛ぶ姿が確認できた。
しかし、ここでも、カワセミのお気に入りの木が二本伐採されていた!!!
ここも雑草除去のついでみたいな感じで、伐採の必要性が全くわからない。
ひょっとしたら、除草作業の邪魔になるからという理由なのか。
去年、護岸工事のために並木を伐採し野鳥の憩いの場を奪っているが、今回の伐採は護岸の意義すらない。
カワセミは気に入った木の枝に止まり、そこから水に飛び込んで魚を捕獲する。
その木が伐採されてしまったのは、落胆とともに憤りを覚える。
対岸にあった緑の並木が伐採され、今は殺風景な護岸壁となっている