今年も絶滅危惧種のクロツラヘラサギが野多目池にやってきた。
クロツラヘラサギの群れのなかに、必ずと言っていいほどヘラサギが混じっている。
クロツラヘラサギは目の周囲まで黒で覆われている(クロツラ=黒面)が、ヘラサギの目の周囲は頭部全体の白い羽毛で覆われている。
クロツラヘラサギよりもヘラサギの方が大きい。
クチバシはどちらも長いヘラの形をしていて同じなので、遠くから見ると見分けにくい。
イソシギ
コチドリ
カワセミ
この池のカワセミは滅多に姿を見せず、たまに姿を見せてもすぐにどこかに飛んでいってしまうので、カメラを構える暇さえなかった。
この日は今までになく数十秒だけ撮影のチャンスがあった。
初めてこの池のカワセミが撮れた。
この池で一番撮りたいのはミサゴが魚を捕るシーンだ。
しかし、近年はミサゴがだんだんやってこなくなり、たまにやってきても上空を旋回して魚を捕らないままどこかへ飛び去ってしまう。
ミサゴの姿を期待して空を見上げると、遠くに強い光を放つ物体があった。
二つのライトが光っているように見えた。
福岡空港の方角なので、向きが変われば飛行機の形が確認できると思いながら眺めていると、突然消えた。
驚いてその物体があった場所をじっと見つめたが、何の痕跡もなく、ただ空の青一色があるばかりだった。
そもそも昼間に光を放ちながら飛ぶ飛行機なんて見たことがない。
これは、ひょっとしてひょっとしたらUFO?
それとも蜃気楼?
ほんの一瞬の出来事で、「目を疑う」とはこのことか。
今日も半袖。
風が吹くと気持ちいい。
カメラ EOS 7D Mark II
レンズ EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM