去年12月25日、2年ぶりに娘夫妻と二人兄弟の孫がやってきた。
孫は中一と小五になっていて、千葉と福岡と離れていて2年間のブランクがあり、かつてのように「おじいちゃーん」と言って近づいてくることはなかった。
ただ、親子だって子供の成長とともに距離感ができてきて親離れをしていくので当然のこととは思う。
上の中一の子は160cmを超える身長になっており、子供はどんどん成長していくんだなあとつくづく思った。
初日は、わが父母が眠る菩提寺へお参り。
夜は娘ファミリーで博多駅周辺のクリスマス・イルミネーションを楽しんだようだ。
2日目は、糸島のヤシの木ブランコへ。
孫二人とも潮干狩りの経験はあるものの、砂浜の波打ち際は初めてだったようで、ズボンの裾と靴をびしょびしょに濡らしながら、長いこと寄せる波で遊んでいた。
糸島といえば牡蠣小屋が名物であり、そこで遅めの昼食を。
孫二人ともカラオケが大好きで、帰りにカラオケに寄った。
二人で代わる代わる歌っていたが、槇原敬之の歌なんかを歌っていたのは意外だった。
娘によれば、今はネットで古い歌が聞けるので、子供たちにはけっこう古い歌も流行っているらしい。
3日目は太宰府遊園地へ。
昔ながらのレトロな遊園地は今や貴重な存在らしい。
太宰府天満宮は本殿が124年ぶりの「令和の大改修」中であり、本殿の前に仮殿が設けられている。
仮殿の屋根は鎮守の森の豊かな自然をコンセプトとしているそうだ。
参道は平日にもかかわらず大勢の人で賑わっていた。
帰りはボウリングがしたいというので、ボウリング場へ。
もう何十年もボウリングはしたことがなく、ここでボウリングなんかやると、翌日か翌々日に体のあちこちが痛みそうなので見るだけにした。
でも、見ていると、昔取った杵柄がムズムズして、ちょっと後悔した。
というわけで、瞬くうちに3日間は過ぎていった。
9年前の、小さな孫の手を両手につないでいた至福のひとときが懐かしい。