くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

モン・サン・ミッシェル フランス=ノルマンディ地方

2012-07-06 00:44:31 | 

帰国しました。

関西国際空港に朝着いた。梅雨の雨がじっとりとふり
外は湿度が高くて、改めて梅雨だったんだと思い知らされる
フランスの日々が思わずなつかしい。

先ずは、10日前のスタートから









この島はもともとモン・トンブ(墓の山)と呼ばれ先住民のケルト人が信仰する聖地
 708年、当時の司教オベールが夢のなかで大天使・ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」との
 お告げを 受けたが、悪魔の悪戯だと思い信 じなかった。再び同じ夢を見たが、また信じなかった。
 そして3度目には大天使はしびれを切らし、今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、
 オベールは稲妻が脳天を走る夢を見た。 翌朝、オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が開
 いていることに気づいて驚き、大天使ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を
 作った。
 966年にはノルマンディー公リシャール1世がベネディクト会の修道院を島に建て、これが増改築を
 重ねて3世紀にはほぼ完成した

★13世紀には難攻不落の城といわれた
 
★1900年当時の百年戦争の期間は島全体が英仏海峡に浮かぶ要塞の役目をしていた
 イギリス軍の攻撃を受けるが嵐になり不落
 モン・サン=ミシェルの入り口には今もイギリス軍が捨てていった大砲とその弾が残っている
 政治犯の牢獄にもなった


★この地は80m×60mの岩山に建造された「光の神殿」
 ノルマンディー地方南部・ブルターニュとの境に近いサン・マロ湾は潮の干満の差が最も激しい所
 として知られる。 潮の満ち引きの差は15メートル以上で修道院が築かれた岩でできた小島は
 かつては満ち潮の時には海に浮かび、引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていた。
 現在は砂でできた道でつながっているが、元の自然の姿に返すため工事中です

★1979年「モンサンミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録


デリー

2012-06-05 13:36:00 | 
デリーは大都会だ

街の中心部には、各国大使館があり公園はきれいに整備され緑の木々も花もすばらしい。
市民は街中にあふれ、旅人らしき人の群れもたくさん出会う。


煉瓦を頭に載せて運ぶ女性


緑のサリーがうつくしい女性


クトゥプ・ミナール




木陰で一休み


学生たちはメモをとるのに忙しい


物売り




インド門


フマユーン廟(タージマハールの原型になった2代目王の墓所)


室内には王様の墓所


室外には3人の王妃の墓所





公園の処々に出没するリス


ガンジーの墓所


レットフォード


デリー空港内の仏陀のモニュメント








ヒマラヤ山脈(バグラドル空港~デリー)

2012-06-05 13:25:35 | 






バグドラル空港を飛び立つと、すぐ右側にヒマラヤ連山が平行に見え始める

ネパールでは、濃霧のため遊覧飛行が出来なかったが、デリー空港に着くまでこの雄大な景色を望むことが出来た。

雲にさえぎられることもなく、青空に雪を輝かせて・・・・・・


行きも左側にヒマラヤ連山を眺められたが、こんなにきれいにみることが出来なかったので、大感激。

デリー到着のアナウンスがあっても、ヒマラヤ山脈はるかかなたまで連なっている

一体どこまで続いているのだろうか?

シムグリ(印度)まで

2012-05-31 11:49:07 | 
ブータン王国からインド国境を超えると別世界

ブータン王国からインド国境ごえ


インド側








アッサムティの農園では、茶摘みが始まっていた






インドの焼き物


インドの兵隊さん


シムグリのホテル








悪路をゆられて(日本にはこんな道はもうお目にかかれない)大きな穴のあいた道路をバスはその穴を迂回しながら時速30キロくらいのスピードで走る。揺れる揺れる・・・・歯の根が合わなくてがくがくするほど。
それが6時間ほど。
疲れる。疲れた。道は舗装されてなくて土埃はまいあがる。
きつい行程だった。よく寝る私が寝なかったのだから・・・・・
シムグリのホテルに着くころには、すっかり疲れていた。
















ブータン~シリグリ(印度)まで

2012-05-31 11:20:12 | 
今年の5月も去ろうとしている。
行事に追われて、インドの記事がUPできないでいた


◆思い出いっぱいのブータン王国からインドのシリグリへ


ティンプーからプンッオリン(ブータン)へ




ブータンの子どもたちの朝は忙しい(バス待ち)


途中休憩でミルクティを。 おいしかった!!





古希の旅・高千穂・熊本・大分

2012-05-26 23:08:54 | 
温泉もよし、天候もよし 絶好のドライブ日和の三日目

仙酔峡の咲きはじめたツツジ












そして、阿蘇山のドライブ


どこまでも続く草の原


外輪山の涅槃の形(左から顔・胸・腰・臍)


リンドウの花


白と紫のすみれの花


九重夢の大つり橋


下を見下ろせば、緑の重なり


水量豊かな滝も美しい


自然の大地に抱かれた三日間
いい旅でした






九州の旅・高千穂・熊本・大分

2012-05-23 09:11:14 | 
五月晴れの朝
熊本に行く途中で水潤橋(すいじゅんきょう)があるとの標識を見つけ立ち寄りました
道の駅の方が、水漏れで少し水が出ていますが放水すると前と後ろと両方から放水されきれいです。とのこと
この放水は、ごみ掃除のためだそうです




熊本では路面電車が走っている


熊本城・加藤清正公が築城・後細川公の居城となる








城内の謁見の間・豊臣秀頼公のために加藤清正公が作ったとの説もあるそうです










天守閣から見下ろすと


菊池渓谷、水量も豊富でした









古希の旅 九州・高千穂

2012-05-21 10:57:44 | 
ことし70歳になる私と
姉夫婦と我夫婦で九州に記念の旅をすることになった

他の3人は、数年前に古希を迎えて元気はつらつ日々を過ごしている
阿蘇パノラマラインや九重連山を眺めながらの2泊3日
温泉三昧、土地のものを食べ、土地の方と語り、名所旧跡を見て回り
日本の旅もいいものです


天鈿女命(あまのうずめのみこと)像


高千穂神社




高千穂渓谷・真名井(まない)の滝






高千穂神楽


手力雄(たじからお)の舞


鈿女(うずめ)の舞


戸取(ととり)の舞


ご神躰(しんたい)の舞
結婚式の三三九度の杯事の起源とか


神話の故郷、高千穂、宿泊したホテルは温泉も食事もすべてこだわりの土地のもの、お世話していただく方たちも行き届いていて居心地良く過ごすことができました。すこしホテルの施設が古いのでと恐縮していただきましたが、夜食も蒸しパンを温泉から帰ると部屋に用意してあり、朝のチェックイン時には、お焦げのおむすびを持たせてくれました。
ホテルで出る食材はすべて高千穂の山や里でとれたもの、素朴ですがおいしかったです。


ホテル 四季見(しきみ)の方


ブータンのゾン(寺)

2012-05-08 09:52:57 | 
ドチュラ峠(標高3150m)の108基のチョルテン(仏塔)
ここからヒマラヤ山脈が望めました。その向こうはチベット(ブータン人のルーツはチベットからの移住です)






タクツァン僧院(ブータン人の信仰のもっとも熱烈な対象のゾン)
急峻な山の中腹に建っています(我々は写真撮影のみ)




メモリアル・チョルテン(ティンプー市民の信仰の厚い寺)


マニ車


参拝者は熱心にマニ車を回しています


5体倒置の女性










チャンガンカ・ラカン(子どもが生まれたらつれてくるゾン)
子授けも祈願するそうです

親子連れで参拝していました


猫ものんびりと・・・・・
ブータンの動物は、いじめられないのでどこでもゴロゴロ寝たり、歩いたり・・・・・



オイルの灯明がたくさんあがっています


けっこう高いところありました



ブータン人の生活の中には、自然に仏教への信仰がありました
 朝、学校や仕事に行く前に、昼休み、そして少しの時間でも、ゾンに参拝しマニ車を回しています
 年長者は、お弁当を持参で日がな1日ゾンで5体倒置をしたり、マニ車を回したり、世間話をしたりして過ごしています。

★ブータン人のステータスは、お金が出来るとチョルテンを建てたり、マニ車を寄付したり、仏像を建てたりするそうです。
 ちなみに私たちを案内してくれたソナムさんは、マニ車を寄付したいそうです。

★マニ車(チベット仏教の場合はマニ車を右回り(時計回り)に回転させる。
 回転させた数だけ経を唱えるのと同じ功徳があるとされている。

★平均寿命は男子90歳、女子はもう少し若いとのことでした。










ブータンの建築

2012-05-07 10:53:48 | 
ウィンディ・ポタン 17世紀に建てられたゾン(寺)の建て替え中




















ホテル増築の建築現場(竹がやたら使われています)








ブータンでは世界遺産として建造物や自然を守るのではなく、生活の一部として活用する絵も建築も使いながら修復して使うという思想のようです。
 博物館・美術館での保存は望んでいないようです。

★伝統のゾンの建築現場は、ブータンの職人さん達が大勢働いていますが、一般建築現場や道路工事の現場はインドからの出稼の人たちでした

★屋根は本来、平石を並べ、風で飛ばないように丸い石で重しを置いていますが、これだと2年に1回やり替えがあり、現在はインドから輸入したトタン屋根が人気があるようです。トタン屋根だと20年くらい持つそうです。(見た目はきれいではありませんが・・・・・)