くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

京義線統一号(ローカル列車) 統一展望台

2009-10-14 14:44:21 | 


以前の鉄道が廃線になり、ソウル駅から地下鉄が臨津江駅まで出来ていました。
新駅舎は、明るくモダンな建築で駅周辺には団地と企業が新しく出来ており
ずいぶんと様相が変っています。




途中下車して、そこからバスで北朝鮮との最短距離にある「統一展望台」へ




1時間ばかりソウルから離れると駅周辺は、古い家屋と新しい家屋が
共存しています。




この道を上に進めば「北朝鮮」田と川の間には鉄条網が張り巡らされています。




監視小屋も設置されています。
今年も稲は大豊作とのことでした。




統一展望台から見下ろしたイムジン川
30キロほど向こうには北朝鮮の生活がありますが、人の姿はみえません。
以前来たときも、稲の収穫期でしたが、人の姿はなかった・・・・・

添乗員の白さんの話では、トラックで物資が届くらしいのですが
そのときくらいしか、人の姿が見えないとか・・・・・
家の中で、何をしているのでしょう?
子供たちは、学校へはいっているのでしょうか?




ちょうど、中秋節で北朝鮮に家族が残されていたり、なくなった方たちは
中秋節には一族で統一展望台に集まりお祈りをするそうです。
こぎれいにチョゴリを着たおばあさんたちが、秋の日差しの中で
しずかに話し合っておられました。




こちらは今が金木犀の季節、韓国でも銀木犀があたりにいい香を
漂わせていました。

そして仁川空港から帰国へ
わずか1時間25分の空のたびでもう関西国際空港でした。

短い5日間の旅でしたが、盛りだくさんな見所の多い旅で、
なつかしい風景にも出会え、今の韓国の発展も見ることができました。
経済状態が悪いと言われながら、私は「先行投資」によるものと
実感しました。
相変わらず、元気いっぱいの、よく働く人々の姿、そして儒教を元にした
我々日本人には受け入れやすい道徳観、居心地のいい5日間を
過ごすことが出来ました。

もちろん、同行者の無事と笑顔とやさしさ、思いやりもありがたかったですが。
この旅の企画をされた阪急交通社さんに感謝いたします。




ソウル 世界遺産昌徳宮

2009-10-14 14:37:17 | 


ソウルの中心街 ビジネス街
3年経たソウルの町は、ずいぶんときれいになっていた




世界遺産昌徳宮の正面入り口
8時半でこの観光客  以前はこんなにいなかった
そして、今回は日本人観光客の多いこと、ガイドが国別で案内してくれる




中央の椅子が皇帝の座られる椅子




よく見かける屋根の飾りは、孫悟空の中の登場人物と動物たち




宮廷のオンドルの焚口
さすがに大きい




皇帝のつかわれた図書館
よく韓国ドラマでも似た風景に出会う
建物前の池を眺めたり、まわりを逍遥したり




日本人観光客がいちばん多かった




皇帝の孫が、先生と2人で勉強をした建物
この小さな建物は、図書館へとつづく




宮廷内の皇后や中宮や未だ幼い宮たちの住んでいた部屋(女性用)
もちろん、男性用の部屋も別棟であります。

朝食は「あわび粥」 
昼食は「石焼ビビンバ」








ソウル  

2009-10-14 14:24:52 | 
ソウルへ
夕食は豚バラ焼肉
チシャの葉に焼きあがった肉と、コチジャンと味噌を包んでほおばる
おいしいな~

食事を終わって町に出てみると
あれ~ 見覚えがある  
イッテウォン(ソウルオリンピックで滞在したのがここだった、
ホテルはハミルトンホテル。 白さんに聞いてみると「ありますよ」
プラタナスの大木が懐かしい。
当時は米兵基地が近所にあるので、このあたりはオリンピック選手と
各国の関係者とで大賑わい。
毎晩、屋台で盛り上がりだれかれかまわず「乾杯」していた
あの当時の賑わいはないが・・・・・





こんな土産物屋もあった



オプションで「韓国伝統芸能の夕べ」を8名の参加者で見に行く。
両班の邸宅で、伝統芸能を鑑賞する。気分はあのキーセンの「ファンジニ」
のような美しい女性がカヤングを演奏してくれることを期待して。




空には半月がかかり、右手には南山のタワーが望めて
一歩邸内に入れば、カヤングの音が聞こえてきて、部屋部屋には明かりが
ほのかにともり、いい雰囲気だ



しかし、私達8人は伝統芸能を鑑賞する
太鼓や笛、カヤングなどの演奏で歌いおどり
そして、重要文化財の女性歌手の「パンソリ」を聞き





夢のようなひと時
最後には、サービスで写真撮影で締めくくり




そして、明洞へ
数年前、心ならずも南大門が焼失してしまい
明洞も変っていたが
相変わらずの若者や観光客でにぎわっていた
私は、近々めがねを買い
(いつも韓国では、めがねを買ってもその夜のうちに
ホテルのロビーまで届けてくれるので、つい買ってしまう)
9000円でした




この夜は、スパサウナ付きのホテル
一般客も入ることが出来るので、ソウルの女性たちのサウナ風呂の入り方を
眺めながらの入浴
「あかすり」の女性が、元気に立ち働き垢をこそげ落としているコーナーがあり
あかいパンツをはいた上半身裸の女性は、風呂の洗い場の整理をしたり
風呂の周りをきれいに清めたり、韓国は何時も思うがきれい好きな民族だ
女性客は、垢すりタオルやグッズをもってお互いの背中や
体をこすりあっている。
声も高いので、まるでけんかをしているようだ。
でも雰囲気は楽しく、眺めているだけでも面白い。

夜はベット  
明日1日とは思えないほど、余裕でまだまだ旅が続けられそうな気分。