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くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

旅順ー203高地・白玉山・旅順駅

2011-09-19 10:45:53 | 




日清戦争・日露戦争に旧日本軍が攻略、そして租借した資源豊富な大連
その戦場になった旅順
NHKの放映「坂の上の雲」で、このところ日本人の観光客が増えているとのこと
(私もその一人だが)


203高地は、203メートルの小高い丘のような山
きれいに整備された山道を登れば、当時の遺品が整理され残されている
旧日本軍のロシアとの攻防戦が手に取るように見渡せる場所


水師営会見所は、日露戦争中(1905年)1月に降伏したロシア軍司令官
ステッセルと第三軍司令官 乃木希典の会見がここで行われた
(そのあと、米大統領ルーズベルトの斡旋によりポーツマツで講和条約成立に
つながる)
水師営は清代に各地に造られた水師の屯営だったところ、当時は野戦病院だったとか、
粗末な狭い平屋建ての建物



第2次大戦後はソ連の管理となり、1955年中国に返還された。
旅順駅では、満州鉄道に勤務していたというご老人が話しかけてこられ
きれいな日本語で当時の話をあれこれとされた。
日本人が駅に立ち寄られるのが楽しみで、話に来られるとか。
満鉄時代はよかった!! と懐かしそうに話された。
列車は掃除が行き届いていて、のんびり走る。
車窓からは、採掘された石炭の山。これが大連で富裕層につながる宝物