新司法試験合格発表があったんですね。
かなりの低合格率になっています。
三振者もかなりの数になったとか。
この制度が始まった時、これを恐れました。
奨学金を謳って借金を抱えて、卒業してさらに生活費を食いつぶして、合格しなかったときにどうなるんだ?と。
会社員勤務だった人が辞めて法科大学院に行って、羨ましいと思った半面、受からなかったときは、どうするんだろうって思ってました。
さて、叩かれるかもしれませんが、こういう場合女性って得だと思います。
純粋に。
結婚されている方なら、夫が普通に働いている場合であれば生活には困りません。
未婚の方は、結婚すればいいと思いますし、見合いでも今つき合っている人でも何でも結婚は可能です。
女性に奨学金があって借金があっても、男性とともに頑張れば何とかなると思います。
奨学金なら、女性に借金があってもそれほど見合いにハンデではないと思います。
30歳前後なら、全然余裕で結婚できます。
そのまま弁護士事務所に勤めて、弁護士と結婚することも不可能ではありません。
反対に男性はどうでしょう。
30歳前後で職歴なし、又はあっても現在無職。
これから就職活動して会社に就職した場合、30歳過ぎて入社1年目扱いです。
奨学金があるなら借金もありますし。
これでも見合いは成立しますでしょうか。
女性が一緒に頑張って借金返済しようと思うでしょうか?
稀には成立するでしょうが、通常不成立の可能性が高いと思います。
第一女性の両親が反対すると思います。
結婚してたなら会社を辞めて奥さんに頑張ってもらって挙句に三振して、借金のみなら、普通なら離婚されるんじゃないでしょうか?
女性が働く機会が増えた今、もっと女性が男性と子供を養える世の中であってほしいと思います。
男性が無職や家事手伝いでもいいといえる世の中でないと。
この法科大学院制度は、金持ちと女性がかなり有利な制度だと思います。
もっとも、全ては大人の自己責任ということはあると思いますが。
その点、旧司法試験は働きながら受けられるので、男性でも危険性の回避は可能だと思います。