尺八吹きっぱなしの週末でした。
まずは前半戦、26日土曜日のことから。
来月南砺市で行われる、藤本流わかば会のゆかたざらい会に、尺八で賛助出演することになりましてそれの音合わせです。
会主の先生と1対1で、自分担当の30曲弱をチェックをするのですが、なかなか緊張します。
なんせ藤本流総師範の超ベテランの大先生で、尺八も都山流の大師範ですので、いい加減なことはできません。
先生の三味線に合わせて1曲ずつ細かいチェックをしながら3時間弱、ほどよい緊張感の中無事に音合わせは終了しました。
こういうパターンの音合わせは大変良い勉強になります。
以前はずっと私の尺八の師匠が、こちらの会に賛助出演していたのですが、数年前に事故で入院されてからは地元の尺八奏者の方にピンチヒッターをお願いされていたのだそうです。
しかし都山流の尺八奏者の方が自己流で民謡の尺八を吹かれても、藤本流の三味線とはなかなか合わないらしくて、結局私に白羽の矢が立ったのだそうです。
私の流派の米谷流尺八は、先代の家元が藤本流の出身なので、すべて藤本流の三味線譜に準拠して尺八譜が書かれています。
つまり特に何も言わなくても藤本流の三味線と米谷流の尺八はピッタリ合うようになっているのです。
というわけで、来月末に南砺市のヘリオスで公演がありますので、暇な方はぜひお越し下さい。
以下怒濤の後半戦につづく。