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映画、トランスフォーマー

 スパイダーマンやエックスメンを出版している米国のマーベル・コミック社のアメリカンコミック人気シリーズのひとつにトランスフォーマーがある。これまでにアニメ化はされていたが今実写版が劇場で公開されている。スパイダーマンやエックスメンが好きな人は是非劇場まで足をお運びくださいということだ。

 このトランスフォーマーズはもともと日本のタカラ社が開発した変形ロボット玩具シリーズの総称で、一時は男子向け玩具市場のNo.1を誇っていたという。

 実写版の予告編を見たとき何故スピルバーグがと思ったものだが、自分の子供に買い与えたトランスホーマーの玩具を当人がえらく気に入ってしまったのがきっかけだとか。

 ちょっと年代が違うのでコミックもテレビ放映も見ていないが、それでもちゃんとわかるように映画化されている。いきなり戦車がロボットに変身するような映画だからまるで漫画の世界だが、実写部分は至極まじめに作ってある。

 米軍や国防省も全面的に協力していて、ステルス戦闘機F22の実機が映画に登場するのは初めてらしい。このF22は日本の中期防衛力整備計画でF4の後続機種として自衛隊が購入を検討していたのだが、機密性の極めて高い先端軍事技術が多用された軍用機だとして断られてしまったいわくつきの戦闘機だ。

 話は16歳の少年が中古車を買うところから始まる。これが実は異星から来た金属生命体が変身したものだった。これだけでも設定に無理がありそうだが、映画の主題はこの青年の成長をテーマにしていて、全体としては良くできている。

 公開日の興行収入ではパイレーツオブカリビアンを上回る歴代一位を記録し、続編の撮影が計画されている。ちょっと楽しみだ。

 ところで最近、トランスフォーマーズを配給するパラマウントがブルーレイディスク版を発売しないと発表した。トランスフォーマーズは東芝などが進めるHD DVD版のみを発売するらしい。うーん、やはり両方買わざる得ないのか、悩ましい限りである、、、、、、



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