黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
東北旅行、奥松島
今までは八月の後半に出かけることが多かったので、暑いなりに秋の気配を感じることもあった。しかし、今年は前半に出かけたので、梅雨があけきらない、暑くて湿度が高いという最悪の条件であった。その上に九州に上陸し日本海に抜けたはずの台風5号が又東北地方に上陸すると言うわけで、三重苦の旅である。
朝5時に車で横浜を立ち、湾岸葛西ジャンクション経由浦和料金所が6時15分。一路東北自動車道を仙台に向けて走る。途中2回パーキングエリアで休憩し、仙台南ジャンクションが9時45分。仙台南道路、仙台東道路を通って松島に向かうのだが、土砂降りの雨。風も強くなってくる。10時20分に鳴瀬奥松島インターチェンジを降りる。
これから奥松島の嵯峨渓沖をクルーズの予定であるが最悪の状態だ。10時半には嵯峨渓遊覧船案内所に着いたが閑散としている。台風の余波のうねりと、風そしてこの雨では当たり前か。受付のお嬢さんいわく「朝一番のお客様はまるでジェットコースターだとおっしゃっていました。これから台風の影響が大きくなるとのことですから午後は出港できるかどうかわかりません」、、、、
前回は塩釜から出たクルーズだったので嵯峨渓の一部しか見ていない。午後は出航できないと言われればやむ得ない、雨の中、台風のうねりの中、10時40分覚悟を決めて出かけることにした。
船は10人乗り位の小さなものだが強力なエンジンをつけていて、モーターボートのようなもの。波の荒い外洋にも出るので、強力なエンジンで波を切って進む能力が無いと横揺れが激しくなって、船に酔ったりすると言うのだ。
さて、船が内海にいるときは快適に飛ばしていたが、外海に出たとたん台風の影響かうねりが強くなり、まさしくジェットコースター状態。これがスリル満天、楽しいのである。
もちろん船が楽しいというのはそのとおりであるが、嵯峨渓の景色も見なくてはいけない。塩釜から出たクルーズでは大型船だったため近づけないような場所にもこの小型船では近づける。松島でクルーズをするのならこれがお勧めだ。
景色に飽きると船内に用意してある「かっぱえびせん」を買ってカモメの餌付けだ。このあたりのカモメは横浜と違ってよく慣れていて上手にえびせんを取っていく。
そんなことをしているうちに船着場に戻ってきた。正味50分のクルーズ、もう11時半だ。気のせいか雨が上がって、青空が見えはじめている。午後からは欠航するって本当ですか、お嬢さん?
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