古事類苑＞帝王部二十＞皇后下＞尊爲皇太后儀
第 9 巻 1163 頁
下官一奏聞〈先例無二草奏一、今日依レ有二立后事一被二草奏一也、〉即返給、仰レ令二清書一、次殿下退二下直廬一、有二宮司除目事一、御座撤レ疊敷二圓座一、執筆圓座如レ例、公卿座不二敷加一、次出二御御座一、令三下官召二左大辨一、左大辨參二著圓座一、次召二五位藏人一、兼光參進、召二硯繼紙一、即持參置二執筆前一、次除目 大夫正二位大納言源雅通 權大夫從三位右近中將平宗盛 亮正四位下左京大夫藤原定隆 權亮從四位上右近中將藤原頼實 大進正五位下左衞門權佐藤原經房〈藏人〉 權大進正五位下藤原光雅〈藏人〉 從五位上兵部少輔伯耆守平親宗 少進從五位下平時家 權少進正六位上高階經仲 大屬從五位下伊豆守中原宗家 少屬左大史中原盛直 權少屬西市祐中原久孝除目畢、執筆獻二大間一退下、次召二中納言實房卿一給二大間一、次實房卿給二大間退下向二陣座一、平宰相相伴行二清書事一、次下二二省一、此間下官仰二上卿一云、皇太后宮職令レ差二進啓陣一、次上卿召二仰將佐一了、此間殿下令レ參二皇太后宮一給畢大夫源大納言於二弓場殿一奏二慶賀一、逐電被レ參二本宮一、次大夫以下宮司於二中門邊一啓二慶由
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この中原久孝は、佐伯久孝とも記述がある。
佐伯という事は、波多野氏のルーツでもある氏である。
この久孝が中原久経の父であるかもしれない。
1145年にはもう活動期である。
あくまでも想像だが、久経の父とすると、波多野義通の妹が嫁いだ先の「中原氏」という事である。
