片岡氏を調べていて、古くから居る方の「海上氏」を調べてみると、平常長の孫【平常衡】が祖であった。
常長の母は、中原氏である。
年代的に当たる人物は「中原師任」であり、(ほかにもいると思うのだが…一応この人物ではないか?と)
その師任の娘ではないか…と仮定して進めてみる。
さらに師任の養子に「貞親」がいて、その貞親の父は【尾張宿禰秋時】である。
尾張氏と言えば、熱田神宮家でもある。
つまり、源頼朝の母であった由良御前の祖母は【尾張員職娘・職子】であり、尾張氏である。
そしてこの中原貞親の系から中原親能も大江広元も出ているのである。
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海上氏だが、http://chibasi.net/ichizoku3.htm
■海上氏略系図
⇒平常兼―海上与一介常衡―介太郎常幹―小大夫常親―小大夫次郎常宗
◎海上与一介常衡⇒「海上庄」を領した「下総権介」平氏の11男(与一)の常衡
◎海上介太郎常幹⇒「下総権介」の「長男=太郎」である常幹
◎小大夫常親⇒「従五位下=大夫」である父・常幹の子の「従五位下=大夫」の常親
◎小大夫次郎常宗⇒「小大夫」の常親の「次男=次郎」の常宗
何故突然に「片岡」という苗字が出てくるのだろう。
やはり、鹿島神宮の片岡氏絡みだろうか。