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武功夜話 前野家文書 四巻 吉田蒼生雄 全訳 新人物往来社(5)前野氏と山内氏の関係 ・ 余語氏佐々氏と改める事

2020-11-08 | 佐々氏 バラバラ情報

武功夜話、続く。
忠勝:前野坪内元祖 長義三男、又五郎というの濃州松倉居住
忠勝永禄十二年(1569年)卒、寿六十八歳、室は美濃国大桑郷前野山内掃部介の女

この山内掃部介女の部分にこだわりたい。

http://www.eonet.ne.jp/~academy-web/keifu/keifu-yamanouchi.html

この時氏はいまだ探せていないが、初名がそうであり、後に名前が変わったのかもしれない。他の本には五味主備前守前野時氏ともある。
また、前野勘八という人物が山内掃部豊成であったことも書かれている。

武功夜話ではp.177の系図に勘八郎:忠勝四男 実は美濃国大桑郷前野、山内掃部介の子猶子となる。
前野勘八郎という、前野但馬守出挙の折御伴仕る者なり、後年山内伊右衛門(一豊)様に奉仕、土佐高知に御伴仕り候、土佐前野氏元祖。
とある。

また、p.306には、山内家史料、第一代一豊公紀
前野勘八あり、山内掃部豊成という、山内家重臣一族なり。
また前野長康、前野又次郎時氏あり、是歳、公尾張刈安須賀城主浅井政高に憑り、後美濃に赴き松倉城主前野長康に憑るとあり。また家譜に山内但馬守盛豊妹、前野又次郎時氏室時氏殿尾州松倉也。織田信安に属するとあり、五藤言計、五藤清右衛門あり、何れも尾州刈安須賀村と記せり。

評 前野勘八は山内一豊の縁に連なる者。前野又五郎忠勝の室は山内氏なり。其の縁あるにより前野勘八、前野又五郎忠勝の猶子となる。勘八、前野長康の家中と成るも、長康断絶の後は、山内一豊の家老職となる。土佐前野氏。

初 勘八郞泰成 勝長の弟に勘八郎

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