beatitude

好きなことだらけさ…

『悪の教典』

2012年12月06日 | 映画 邦画

蓮実聖司(伊藤英明)は、生徒から“ハスミン”という愛称で呼ばれ、絶大な人気を誇る高校教師。
学校やPTAの評価も高く、いわば「教師の鑑」とも呼べる存在だったが、
それはすべて仮面に過ぎなかった。
彼は他人への共感能力をまったく持ち合わせていない
生まれながらのサイコパス(反社会性人格障害)だったのだ。
蓮実は自らの目的のためには、たとえ殺人でも厭わない。
学校が抱える様々なトラブルや、自分の目的の妨げになる障害を取り除くために、
いとも簡単に人を殺していく。
やがていつしか周囲の人間を自由に操り、学校中を支配する存在になっていく蓮実。
だがすべてが順調に進んでいた矢先、小さなほころびから自らの失敗が露呈し、
それを隠蔽するために蓮実はクラスの生徒全員を惨殺することを決意する……。
(goo映画より)


原作本、買って読もうかなと思っていたら映画になるよと聞いて、
読むのは観てからだなと買うのをやめましたw

映画館通いをしていなかったお陰で予告も観てなくて、
読みたかった作品の映画化、主演は伊藤英明ってことだけで行ってビックリ!!
なんと豪華俳優陣(*゜Д゜*)!!こりゃ楽しい~。
実は伊藤英明があまり好きじゃないw
『海猿』は1本も観てないし、彼のドラマも殆んど見たことない。
清潔感あふれる熱血の二枚目俳優!?
べつにアンタじゃなくてもいいんじゃね?的な?
でも今回、どんなにひどい事をしてても普通顔でいるのはいいなぁ~。
サイコにありがちな、イッちゃってる表情が一度も出てこない。
舌舐めずりもしない。
調子よく殺してようが、犯人ってバレようが、普通。
何があってもそれは蓮実聖司の日常なのか?!

しかし、えらくエンタテインメントなホラーでしたww
殺戮の中、流れる「マック・ザ・ナイフ」。その曲を聴いていると、
観ているシーンが別にどうという事はないじゃないかという、おかしな気分になってくる。
猟奇的なしつこい殺人シーンや吐きそうなHシーンが無い仕上がりになっているので、
なおさら娯楽性が強く感じるのかも。

蓮実聖司以外は生徒も教師もみんな
イヤなとこいっぱいあって人間ぽいよなぁ~。
そして、こんなところにも山田君が出てる(☆´ω`)プッ